のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

今を生きる

2015-03-06 | 人間力

見慣れた風景、いつもの生活、平凡な人生・・・・・

新鮮なものは何もない。

これも一つの苦です。気付かないぐらい緩やかな苦。退屈。

この苦を眺めていると分かってくることがあります。

それは、退屈の中に「私」を忘れてしまっているということです。

私たちは、風景に出合うと見ているようで見ていないことがよくありますね。

それは習慣が働いて本当の私を眠らせているのです。

退屈の苦悩は、分の生き方がが命の中心から外れているという警鐘なのです。

本道に帰りましょう。

今、この瞬間、あなたは立っているのか座っているのか、

意識をそこに持っていくと、呼吸する自分に出会えます。生まれてから今まで、休みなく続いている命を見つめることが出来ます。

退屈は、そのことを忘れていると教えているのです。

この命とともに、今、の瞬間を真心こめて生きたら、そこに至福が生まれます。

そして見えてくるものがあります。

見慣れた風景でも、この瞬間はまっさらな自分だと思えます。

そして必ず見つけられます。

いつもの道、その道端に、小さな花が咲き、虫が生きているということを。

苦から人は悟りを学ぶのです。

 

 

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