のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

無気力

2015-01-11 | 日記

お絵かきするのもめんどくさい。

心の中にぽっかり空白がある。その空白に何も感じない。

罪悪感のようなものが顔を出すと、まだそれは無気力ではない。

このままではいけないという思いが、まだ生きている証しになる。

無気力は、心が何も動かなくなる。

それが私の、突然やってきた症状だ。ただ眠い。

精神の死とはこういう事なのだろうか。

長い人生の中で、私が成長してきたと確信できるのは実は今なのだろうか。ぼんやり思考が動く。

全てが無価値に思える。自分の絵さえ、宇宙の泡の一つだ。あってもなくても意味はない。

若いころはこの無気力に必死で抵抗していた。

自分を罵倒して、自分のほを自分で なぐったりした。

それが今、私はこの無気力を眺めている。あるがままにこの自分を見ようとしている。それを成長と見るのか、退廃と見るのか、そんな思いもなくなった。

この無気力はなんだろう・・・今確かにある私の中にある真実だ。

この体験をなきものにすることも、逃げ出すこともできない。見ないふりをしてもそれはある。

これは真実なのだ。私はただそれを風景のように見つめる。

それで死ぬなら、その死すら眺めてやろうと心が定まってきた。

このまま死ぬのだろうか。

心臓は動いてる。そして呼吸が見える。

無気力でも、呼吸はしてるんだ。ぼんやりそう思う。脈拍は止まりそうにない。

ないのはなんだろう。

価値?働く理由?興味?義務?愛?

確かに私の中で、そんなものはどうでもよくなっている。考えるのもめんどくさい。

だがもう少し見つめていよう

なんだか無気力が、そんなに悪いものではないような気もしてきた。

無気力、いいんじゃないの。

 

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