
人は孤独です。
生まれて死ぬまで、孤独でないときはありません。
それが真実です。
しかし心の表層では、社会の中でたくさんの人々との交流があって、上手にその波に乗る限り孤独を知らずに生きていけるのです。
それを真実と思い込んでしまった人たちがその社会にうまく適合できなくなると悲劇が起こります。
孤独を悲しみ嫌うのは自己を否定することです。
自己嫌悪は命への反逆です。
それを受け入れ真実の中に身をおけば、必ずそこに喜びが見えてくる。

私の新作です。S50号のキャンバスに描いたものですが、何に見えるでしょうか。
何に見えてもかまいません。
ただ孤独に疲れた心がその中に入って癒されることを祈るばかりです。
真実に向う心の架け橋として
絵が存在出来たらうれしい。そう願いたいのです。
(この絵は今回の個展に出品予定です)


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