
失敗というイメージが心を痛めるとき、その対抗手段として失敗そのものを否定することばを使うという方法があります。
たとえば電車に乗り遅れたのは、次の電車でいいことがあるからだ。とか、
乗り遅れなかったらきっとその電車でいやなことがあったに違いない。というふうにその失敗は実は成功につなげるために起こったとだと考えるのです。
そのイメージを引き起こすことばが「失敗は成功のもと」です。
このことばが、失敗という言葉をしのいで頭脳に拡がったら、悲惨な思いが逆転して幸福感さえ引き起こすのです。
この白魔法を使いこなすためには一つの思いに固着しない柔軟な頭脳が必要です。そしてこの能力は訓練によって必ず高めることが出来るのです。
どんなものごとでも、必ずいい意味になるように理解することができます。
それが出来るようになたらこの反対呪文は簡単に使えるはずです。
(次回は第3の対抗呪文をお教えします)
ここではことばを心をこめて思い描いたり唱えたりすることを呪文と呼んでいます


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