イメージの中で自分の体を自在に操れる能力を身につけたら、さらに大きな世界を認識するトレーニングを続けましょう。私達は一体どこまで大きな世界を想像することが出来るのでしょうか。
イメージトレーニング ①-3 (宇宙をとらえる新しい方法)
夜空を見上げてみましょう。満天の星、天の川銀河が横たわっています。私達はせいぜいその宇宙空間が無限に続いていると思うだけで、それが最大の世界だと考えていました。「無限」は思考の限界点のことですから当然のことですね。
今まで思い込んでいた最大の世界を乗り越えていく。それが今回の練習です。
今までの宇宙のイメージは、自分の大きさは変わらないという考えから生まれたものだということにを、まず強く意識してください。
そして、先に練習した自分の大きさを自由に変えるイメージを思い出してください。
それだけであなたは、私達の今までの限界を乗り越えていく新しい力を発見すると思います。どうですか?
イメージトレーニングは次のように進めます。
心を楽にして目を瞑ります。地球の上にいる自分を強く意識してください。いつもこのイメージを大切にしてください。それがあなたの原点です。生きている証だと思ってください。
イメージの中で自分の体を大きくしましょう。地球の上に玉乗りしているような自分の姿を想像してください。バランスをとってあなたは地球の上に立っています。
地球はあなたの足元にサッカーボールほどになっているイメージを持ってください。
そうして周りを見渡します。その風景を想像してみてください。真っ先に太陽が目に入ってきます。その太陽を中心にして回っているいくつものボールが見えます。その光景をしっかりイメージの中でとらえてください。
地球が足元でビー玉の大きさになったイメージを持ちましょう。もう地球の上に立つのは無理ですから、宇宙空間に浮かぶ自分の姿を思い浮かべます。
太陽系が原子のように動いている風景を目にしています。
井の中の蛙が井戸から出たら、きっとこんなふうにイメージを膨らませたのでしょうね。あなたの足元に見える地球は陽子の周辺を回る電子のようです。そのイメージをしっかり自分のものにしましょう。
今までになかったイメージがあなたの中に生まれてきたことが感じられたら成功です。新たな風景をじっくりと体感しましょう。
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