2012.12.25

24日は朝２時に眼覚め、しばらく布団の中で瞑想してから濱に向った。

風が強く海際の道路標識のきしむ音が寒い。

ススキの大きな株に行き当たって、その根を引こうとしたが指の感覚がなくなって来たので諦めて帰ってきた。

それから絵を描き始めた。鉛筆の背景が最高まで行き着いて、それが１６年も続いている。しかしそれが最高なのかという問いかけをほとんどしなかった。作り上げたスタイルに安住しているといわれてもしかたがない。

心を表現する背景、心の空間は本当にこれが最高なのか、その問いかけを必死でやって見る。

この三連休でそれをやると意気込んだが、結局途中で休暇は終わった。全身で株を引き剥こうとするあの必死さがなかった。安全なところに身を置いて楽を仕様とする根性がはっきりと見えた。

のしてんてん絵画はまだ最高峰ではない！！

心にそう言い聞かせなければ、それを理解しなければ、私はサラリーマンから次の人生を切り開くことは出来ない。

野生に帰る準備はまだまだ、途方もない労力と決意が必要なのだ。