熊本市が来年4月1日を以って「政令指定都市」になることが今日の閣議で正式に決まったそうだ。正直まだそのメリットをよく理解していないので実感がないがおめでたいことなのだろう。今日の夕刊には、全国で何番目だとか、九州で何番目だとかという文字が踊っているが、そんなことは市民にとって何の意味もない。県から多くの権限を委譲されて、今までよりも小回りが効き、きめ細かいサービスが期待できるというが、はたしてどうだろうか。とにかく若者が夢を持てるような都市づくりを進めてもらいたいものだ。市長は県知事に匹敵する権限を持つことになるが、間違っても市長と県知事が対立する大阪のようにはなってほしくない。