徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

平成最後の桜を惜しみながら…

2019-04-06 20:30:55 | 日本文化
 今日の熊本城周辺は初夏のような陽気の中、桜吹雪が舞い散っていた。毎年この時季に繰り返される風景だが、今年はまもなく平成の時代が終わるとあって、その寂しさも格別のような気がする。来たるべき令和の時代もまた同じように桜を愛でることができる平和な時代であってほしいものだ。ベタだけれども今日は西行法師のこの歌しか思い浮かばない。

   散る花を 惜しむ心やとどまりて また来ん春の たねになるべき(西行)


熊本城長塀前・坪井川堤