70年代前半に僕が最も多く聴いた歌手はたぶん、ディオンヌ・ワーウィックだろう。LP盤のレコードが擦り切れるほど聴きまくったものだ。そのほとんどの曲がバート・バカラックとのコンビによるものだった。「I'll Never Fall in Love Again」、「I Say a Little Prayer」、「サン・ホセへの道」等々。バート・バカラックと袂を分かってから、しばらく低迷期があったようだが、1979年にバリー・マニロウのプロデュースによる「涙の分かれ道(I'll Never Love This Way Again)」が大ヒットし、グラミー賞を獲得するなど、見事にカムバックした。そのバリー・マニロウは、80年代に入ってから、僕が最も多く聴いた歌手だ。
“I'll Never Love This Way Again” Dionne Warwick with Barry Manilow
“Somewhere Down The Road” Barry Manilow
“I'll Never Love This Way Again” Dionne Warwick with Barry Manilow
“Somewhere Down The Road” Barry Manilow