僕が好きな日本映画を10本選ぶとしたら、下記の4本はどうしても外せない。実はこの4本には共通点がある。いずれも脚本を書いたのが水木洋子さんだ。水木さんは7年前に亡くなったが、今年は生誕100年(8月25日誕生日)に当るそうだ。今日では男性を凌ぐ勢いの女性脚本家の、いわば草分けとなった人だ。脚本そのものを読んだわけではないので、技術的なことは正直よくわからない。しかし、この4本の中でも最も好きな「浮雲」などは、林芙美子のあの大作を約2時間にまとめ、なおかつ“はしょった”感を抱かせないのは並大抵の手腕ではない。ちなみに水木さんは1968年のNHK大河ドラマ「竜馬がゆく」の脚本も手がけており、大河ドラマでも女性脚本家の草分けである。
・おかあさん(成瀬巳喜男監督)
・ひめゆりの塔(今井正監督)
・浮雲(成瀬巳喜男監督)
・おとうと(市川崑監督)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ab/37440f2fe95b89cac37fff1c4ee5a06b.jpg)
「浮雲」の一場面
・おかあさん(成瀬巳喜男監督)
・ひめゆりの塔(今井正監督)
・浮雲(成瀬巳喜男監督)
・おとうと(市川崑監督)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ab/37440f2fe95b89cac37fff1c4ee5a06b.jpg)
「浮雲」の一場面