今夜は家内とUさんご夫妻とを連れ立って、西原村の「カフェギャラリーわん」で行なわれた岡林立哉さんのライブを聴きに行った。今年の4月開催予定だったのだが、わんさんの都合で延期されていたものだ。馬頭琴は昨年のリポーさんのコンサートで聴き慣れてはいたが、岡林さんの使う馬頭琴はモンゴル古来の革張りだったので、凄くやわらかい音色だった。なんといっても凄かったのはホーミー(喉歌)だ。これほど本格的なホーミーを間近で聴いたのはもちろん初めてで、最初、どっから笛の音が聴こえてくるのかと思ってキョロキョロ見回したほどだ。また、オルティンドー(長唄)の独特のビブラートは、思わずモンゴルの大草原に吹く風をイメージさせた。熊本でももっと多くの人に聴いてもらえる機会があればいいのだが。
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