徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

江津湖音頭のはなし。

2018-06-29 18:40:47 | 音楽芸能

上江津湖の清流


 YouTubeのマイチャンネルの中で、最も視聴回数が多い動画の一つが、今から6年前にアップした「江津湖音頭」です。最近、この動画を視聴していただいたユーザーの方から下記のような質問を受けましたので、そのQ&Aをご参考まで。


:1名だけ、桶ではなく笹を持って踊ってますが、これって、どんな意味があるのでしょうか?

:水前寺の豊かな湧水が流れ出て江津湖となりますが、かつては近隣の住民にとって、水辺は野菜を洗ったり、洗濯をしたり、子どもたちは水遊びをしたりという生活には欠かせない場所でした。
この舞踊はそんな時代のある日の光景を描いたものだと思います。子供が持つ笹は、古来より子供の健康と成長を願う縁起物として神事などにも使われていますので、そんな気持も込めているのではないでしょうか。

:花童の皆様は本曲の様に黒留袖を着て踊る場合が多いみたいですね。一般的には既婚女性の第一礼装とされる黒留袖を小学生~高校生の娘さんが着る事の意味とか理由は?

:花誠先生に確認したことはありませんが、私は次のように理解しています。花童はプロではありませんが、幼い3、4歳の頃から、舞台へ上がる時は大人と同じプロの心構えで臨むよう厳しくしつけられています。それを形として表しているのが黒留だと思います。黒留はメンバーの制服のようなもので、特別な演出(衣装、小道具、化粧など)の時以外は黒留を着ることになっているようです。



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