縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

軟弱日本人よ、サバイバルの達人であるベトナム人に学べ

2015年03月26日 22時45分01秒 | 旅先にて

整体の大先輩が四月にベトナムのフエに行くというので、ベトナム事情を聞いてきた。

東南アジアとインドなら任せて下され、と色々とアドバイス。

インド人と似ている部分もあるが、ベトナム人は強かで逞しい。

歩いていると、至る所でベトナム戦争の痕跡を観ることができる。

露天で売っていた、米軍の認識票。つまり戦死したアメリカ兵の遺品も商売にしてしまう。

 

地雷で吹き飛ばされたのか、片足のない老若男女も結構いる・・・これはカンボジアも同じ。

フエのような世界遺産の観光地も、ダウンタウンには昔ながらの村の鍛冶屋がいて、大砲の薬莢を逆さまにした鉄床の上で赤めた鉄を打っている。

フエの繁華街は、夜になると赤い提灯でライトアップされて、お伽話の世界になる・・・照れ臭い街だ。

 

関係ないが、ベトナムの豚まんは世界一美味い!しかも安い!!

黒胡椒の産地だから、アンコに入れた粗挽き黒胡椒が効いているのだ。

しっとりフワフワの皮にかぶりつくと、アツアツでジューシーな挽き肉のアンコがジュワーと出てきて、最後に黒胡椒の香りが口中に広がり、ピリリと痺れる。

「喜んでる!お口が喜んでる!お口が美味しいっていっているぅ!」と、軽い味見のつもりが5個もくっちまった。

高価な横浜中華街の豚まん、さがりおろう!って感じだし、本場中国の豚まんは安いが、皮がフニャフニャベッショリな上にアンコだって少ししか入っていないぞ(怒)

 

とにかく身に周りにある物を活かした生活力が凄いのだ。

私が関心した一つが、下の写真。

鍋も竃になるんだあ・・・。今時の日本人は、竃(へっつい)と読めない人も多いのだろうなあ。私ですかぁ?落語好きなので高校の時には「竃幽霊」を聞いて存じておりました。

 

天変地異で世界がひっくり返っても、ベトナム人は生き抜くだろうなあ、と思う。

昨今の日本では、自分で靴ひもが結べない軟弱な中学生もいるが、ベトナムの田舎にでもホームステイさせりゃいいんだがね。