広島の市民グループから招待されて、十日間の予定で講演・体験会講師の旅に出ている。
出発する直前の午後11時まできっちり仕事して、自家用車を運転して徹夜で800キロの移動。
有難いことに移動日の夜のみ、招待先が予約してくれた広島駅前の「ニューヒロデン」に宿泊させて貰った。
安宿専門のバックパッカーの私は自腹ではまず宿泊しないシングルルーム1泊12,000円からという高いホテルなのに、宿泊客は外国人ばかりでロビーは英語やフランス語、アジア各国の言葉が飛び交っている国際的な雰囲気。
このホテルが素晴らしいのは、ロビーに置かれた両替機でドルやユーロだけではなくアジア各国の現金が両替出来るサービス。
今時の海外旅行ではATMさえあれば両替に不便はないのだけど、外国人旅行者にとっては手持ちの自国現金が気軽に両替できるのは結構有難いサービスなのだ。
特に国際的にマイナーなアジアの現金が外国で両替できるという事自体、長年に渡ってバックパッカーをしていた私でも初めてみるサービス。
例えばタイバーツといったマイナーな紙幣を日本で両替してくれる金融機関は少なく、手数料もそれなりに発生すると思うので、ニューヒロデンさんに置かれた両替機は利益を得る為というより顧客サービスに徹しているのではないだろうか?そうだったらエライもんだ。
広島に来ると必ず食べさせてもらうのがお好み焼き。東日本だと一つのお好み焼きを仲間で切り分けて食うのが一般的だけど、西日本だと一人で一つのお好み焼きを食うのである、という大きな違いがある事に気が付いたのはつい最近。
東京のホテルでも両替機が置かれているようだが、こんな外国人観光客受け入れのノウハウ・・・我が新潟も見倣った方が良い。