広島から帰ると、日本ミツバチの巣箱にミツバチが入っていた。
師匠が作った巣箱は優れているのだけど、この暑さで屋根が鉄板!明日は日陰を作ってやろう。
あるミツバチは黄色い花粉団子を両足にくっ付けて巣箱に持込み、またあるミツバチは巣箱の入り口で後ろ向きになってブブブと羽ばたいて風を送り込んでいる。
暑い盛りにご苦労なこった。
花粉団子の運搬役のミツバチはともかく、羽ばたいて風を送り続けているミツバチは一日中そうしているんだろうか?
ミツバチの師匠に聞いたら、暑い時はこうやって巣箱の温度を下げているそうだが、こんな小さい体で羽ばたき続けて本人はどうなってしまうのだろう?
一時間も羽ばたいたら体温が上がり過ぎてコロリと死んでしまわないのか???
全体のために身を挺して働くミツバチ・・・利他の精神に感動してしまう。
日本ミツバチの蜜を人にあげると非常に喜ばれるのだけど、こんな現場を観てしまうと気楽に人にはあげられなくなってしまうし、私だって気軽に食べられなくなってしまう・・・有難う、ミツバチさん!