本日より瓦礫から掘り出した漆器販売開始。すでに予約をいだいている方から順にカタログと注文書を返信します。
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かって人間国宝級の漆器工芸家の個展で大量の漆器に囲まれていたら、なんともいえない潤いに「水」を感じた。
あとで調べたら漆の語源は、潤わし→麗しい→ウルシになったと知り、大いに納得。
水を感じる木の器を日常つかいして、生活に潤いを!w
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例えばお供えを置く台の高坏(たかつき)。縄文時代からあり、拙宅からも古墳時代前期の土師器の完形の高坏を母が掘りだしたのは小学3年の時で、この時にタカツキという言葉を覚えた。現物は長者ケ原遺跡考古館に展示されている。
仏壇や神棚のお供え用は無論で、季節の花や果物を飾ってもいい。
ちなみに狂言の「高坏」は酒を飲む時の大杯のことで、こちらのお供え用の高坏の皿は浅いので酒器には向きません。飲み過ぎないでいいかも知れないけど( ´艸`)
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観られてなんぼ、使われてなんぼ。観るたびに、使うたびに能登に想いを馳せて欲しいです。器にしてモノのみに非ず器のカタチをした能登のモノガタリ SAVE NOTO!
今日から他のプロジェクトも動きだす。公表できる時期になったら、被災地ボランティアは無理でもナニかしたいと思っている仲間を募集しますよ。