昨日は夕方鶴ヶ峰から歩こうと思ったら突然の雷雨。
どうにもならないと思い、ウォーキングは断念した。
激しい雨と落雷の音が、数時間続く。
いよいよ夏到来ということだろう。
フィンランドのメラルティンの交響曲全集を買った。
メラルティンは6つの交響曲を残している。
また、時間のあるところでじっくり聴いてみようと思う。
途中聴いた曲は1872年生まれのアルヴェーンの作品である。
スウェーデン生まれの作曲家であるアルヴェーンは、
CDの解説書によると若い時期はストックホルムで生活し、
15歳から音楽学校でヴァイオリンを学んだようだ。
1897年から西ヨーロッパに渡り、
ブリュッセルでヴァイオリンの技術を磨き、
ドレスデンでは指揮法を学んだ。
ストックホルムに戻ってからは、
作曲の教師としての地位を得て、
1910年から30年間はウプサラ大学の音楽監督の地位にあった。
ダラ(ダラーナ)狂詩曲(スウェーデン狂詩曲第3番)は、
1931年に作曲された作品で、後期の部類に属す。
ダラ(ダラーナ)とはダラーナという地名から来ている。
25分近くの長い作品で、北欧の魅力あふれる曲である。
曲の冒頭から物悲しい旋律がオーボエによって奏される。
弦楽器が、そこにノルタルジックな雰囲気を添える。
スウェーデンの民謡が随所に使われているようで、
ある時は寂しく感傷的に、ある時は楽しく愉快に、
ある時は激しく情熱的に、曲は様々な表情を見せる。
そんな気分の移り変わりが、音楽の中で表現されていく。
最後は最初の物悲しいオーボエの旋律が再現され、静かに終わる。
岩礁の伝説は1904年に作曲された交響詩で、
作曲者の指揮のもと王立歌劇場管弦楽団により翌年初演された。
聴いていると映画音楽のようでもあり、描写的で、美しい作品だ。
それにしても、何て二つともロマンティックすぎるのだろう。
この時代の音楽界の時流からは離れていたに違いない。
でも、こんな作品が20世紀の作品として残されていてよかった。
音楽は人を感動させるものだから、
時流に乗るだけがすべてではないだろうなあと思う。
あーあ、やっぱり北欧に行ってみたいもんだ。
(暇も金もないけど)
どうにもならないと思い、ウォーキングは断念した。
激しい雨と落雷の音が、数時間続く。
いよいよ夏到来ということだろう。
フィンランドのメラルティンの交響曲全集を買った。
メラルティンは6つの交響曲を残している。
また、時間のあるところでじっくり聴いてみようと思う。
途中聴いた曲は1872年生まれのアルヴェーンの作品である。
スウェーデン生まれの作曲家であるアルヴェーンは、
CDの解説書によると若い時期はストックホルムで生活し、
15歳から音楽学校でヴァイオリンを学んだようだ。
1897年から西ヨーロッパに渡り、
ブリュッセルでヴァイオリンの技術を磨き、
ドレスデンでは指揮法を学んだ。
ストックホルムに戻ってからは、
作曲の教師としての地位を得て、
1910年から30年間はウプサラ大学の音楽監督の地位にあった。
ダラ(ダラーナ)狂詩曲(スウェーデン狂詩曲第3番)は、
1931年に作曲された作品で、後期の部類に属す。
ダラ(ダラーナ)とはダラーナという地名から来ている。
25分近くの長い作品で、北欧の魅力あふれる曲である。
曲の冒頭から物悲しい旋律がオーボエによって奏される。
弦楽器が、そこにノルタルジックな雰囲気を添える。
スウェーデンの民謡が随所に使われているようで、
ある時は寂しく感傷的に、ある時は楽しく愉快に、
ある時は激しく情熱的に、曲は様々な表情を見せる。
そんな気分の移り変わりが、音楽の中で表現されていく。
最後は最初の物悲しいオーボエの旋律が再現され、静かに終わる。
岩礁の伝説は1904年に作曲された交響詩で、
作曲者の指揮のもと王立歌劇場管弦楽団により翌年初演された。
聴いていると映画音楽のようでもあり、描写的で、美しい作品だ。
それにしても、何て二つともロマンティックすぎるのだろう。
この時代の音楽界の時流からは離れていたに違いない。
でも、こんな作品が20世紀の作品として残されていてよかった。
音楽は人を感動させるものだから、
時流に乗るだけがすべてではないだろうなあと思う。
あーあ、やっぱり北欧に行ってみたいもんだ。
(暇も金もないけど)