昨日は渋谷からカーサ・クラシカというお店のある
赤坂見附までライブを聴きにいくために歩いた。
地下鉄だと4駅で、246号線沿いに歩くと約40分である。
夜の渋谷から赤坂見附までを歩くと、
思わぬところに公園があったり、路地裏の粋な店があったり、
食材を手に入れるのにいいおしゃれな店があることに気づく。
昼歩く時とは違う街の表情があるんだなと感じたりもする。
1833年生まれのブラームスは2つのセレナードを残した。
このうち私が好きなのは第1番の方だ。
弦楽器と管楽器のための九重奏曲として書き始め、
のちにオーケストラ用に書き改めたこの作品は、
1860年に初演された彼の青年期の管弦楽曲である。
六つの楽章から構成されているこの曲は、
青年時代のブラームスの夢や期待などが反映している。
なんといっても、第一楽章のアレグロ・モルトがいい。
その若々しく、粗野であるがのどかな民謡的な旋律と、
ロマンティックで、甘く魅力的な旋律が印象的で、
聴いていてすっきりするのである。
ワグナー派とブラームス派という二つの流れは、
ドイツ周辺の国々の音楽にも多大な影響を及ぼし続けた。
その意味では、19世紀後半の音楽界の中で、
ブラームスの存在はあまりにも偉大ではあるが、
この曲はその若き頃のブラームスの素顔を
みることができるようでいていい。
赤坂見附までライブを聴きにいくために歩いた。
地下鉄だと4駅で、246号線沿いに歩くと約40分である。
夜の渋谷から赤坂見附までを歩くと、
思わぬところに公園があったり、路地裏の粋な店があったり、
食材を手に入れるのにいいおしゃれな店があることに気づく。
昼歩く時とは違う街の表情があるんだなと感じたりもする。
1833年生まれのブラームスは2つのセレナードを残した。
このうち私が好きなのは第1番の方だ。
弦楽器と管楽器のための九重奏曲として書き始め、
のちにオーケストラ用に書き改めたこの作品は、
1860年に初演された彼の青年期の管弦楽曲である。
六つの楽章から構成されているこの曲は、
青年時代のブラームスの夢や期待などが反映している。
なんといっても、第一楽章のアレグロ・モルトがいい。
その若々しく、粗野であるがのどかな民謡的な旋律と、
ロマンティックで、甘く魅力的な旋律が印象的で、
聴いていてすっきりするのである。
ワグナー派とブラームス派という二つの流れは、
ドイツ周辺の国々の音楽にも多大な影響を及ぼし続けた。
その意味では、19世紀後半の音楽界の中で、
ブラームスの存在はあまりにも偉大ではあるが、
この曲はその若き頃のブラームスの素顔を
みることができるようでいていい。