マーラーとウェーバー、そして交響詩「葬送」

昨日は職場で歓送迎会があったため、
またしても歩くことはできなかったのだが、
しばらく会っていなかった人から
痩せたですねと言われることは嬉しいことである。

今日取り上げるのはマーラーの作品である。
マーラーはウェーバーの歌劇「３人のピント」を
補筆し、完成版を作っている。
高校時代マーラーの交響曲ばかりを聴いていた私が、
ウェーバーの歌劇「３人のピント」（マーラー編曲版）に
興味を持ったのはいうまでもない。
当時はレコードだったのでなかなか買えなかったが、
最近はＣＤで安価に手に入れることができる。
しかし、聴いてみるとところどころがマーラーらしく、
その痕跡をみることができるのでおもしろい。
ウェーバーが聴いたらどう思うのだろうか。

さて、交響詩「葬送」は、ずいぶん前にＣＤで買った。
聴いて最初に思ったのは、
コレ交響曲第２番の第一楽章じゃないかということ。
その意味ではがっかりしたのだが、
交響曲第２番の制作過程を知るには必要なのかもしれない。
でも、交響曲で有名なマーラーであるが、
それ以外の管弦楽曲があまりないのがマーラーである。
歌劇を作曲したわけでもないので、
○○序曲もないのである。