昨日は仲町台から新横浜駅まで歩きました。
途中聴いた曲は1445年か1446年頃に生まれたアグリーコラの作品。
フランドル出身の彼は、1471年から1474年頃ミラノに活躍し、
その後フランス宮廷に仕え、オケゲムと知り合い、
1500年から1506年ブルグンド公フィリップの宮廷音楽家として活躍した。
「悲しみよ、すべて戻ってこい」の作曲年代はわからない。
今回聴いたCDはクロフォード・ヤング指揮、フェラーラ・アンサンブル、
バーゼル・スコラ・カントールムのアンサンブル・エステによる演奏である。
CDの曲集の中でここでは一曲だけをあげておく。
「悲しみよ、すべて戻ってこい(Revenez tous regretz)」は、
恋人を病で失った男がその死を嘆き、
悲しみに自分の元に戻ってくるよう語りかける。
生きることに意味を失い、自暴自棄的になっている姿を、
ポリフォニック的な音楽によって表現している。
ペストでラウラを失った詩人ペトラルカや、
恋人ゾフィーを失い、死への憧れを抱く詩人ノヴァーリスなど、
多くの詩人がこのテーマで詩を書いていたことをふと思い出す。
でもこの曲は詩の内容ほど音楽は暗くはない。
途中聴いた曲は1445年か1446年頃に生まれたアグリーコラの作品。
フランドル出身の彼は、1471年から1474年頃ミラノに活躍し、
その後フランス宮廷に仕え、オケゲムと知り合い、
1500年から1506年ブルグンド公フィリップの宮廷音楽家として活躍した。
「悲しみよ、すべて戻ってこい」の作曲年代はわからない。
今回聴いたCDはクロフォード・ヤング指揮、フェラーラ・アンサンブル、
バーゼル・スコラ・カントールムのアンサンブル・エステによる演奏である。
CDの曲集の中でここでは一曲だけをあげておく。
「悲しみよ、すべて戻ってこい(Revenez tous regretz)」は、
恋人を病で失った男がその死を嘆き、
悲しみに自分の元に戻ってくるよう語りかける。
生きることに意味を失い、自暴自棄的になっている姿を、
ポリフォニック的な音楽によって表現している。
ペストでラウラを失った詩人ペトラルカや、
恋人ゾフィーを失い、死への憧れを抱く詩人ノヴァーリスなど、
多くの詩人がこのテーマで詩を書いていたことをふと思い出す。
でもこの曲は詩の内容ほど音楽は暗くはない。