昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1130年もしくは1140年に生まれたとされる
ベルナール・ド・ヴァンタドゥール(ヴァンタドルン)の作品である。
彼はトルバドゥールで、生まれた家の身分は低かったようだ。
アリエノールの宮廷で活躍した後、ラングドッグ地方の
エルマンガルド・ド・ナルボンヌの保護を受けたらしい。
「雲雀の渡りを見た時(Quan vei la lauzeta mover)」の
作曲年代については詳しいことは分からない。
この曲の演奏で私が気に入っているCDは、
ミヒャエル・ボッシュ主宰のアンサンブル・ユニコーン、
マルコ・アンブロジーニ主宰のアンサンブル・オニ・ウィタルスの演奏による。
「雲雀の渡りを見た時(喜びにあふれた雲雀が)」は、
彼の代表的な作品の一つであり、陽の光を浴びた雲雀が、
喜びにあふれたように空を舞い上がる姿を見て、
自分の身に起こったことを思い、嘆き悲しむ。
恋に破れ、愛する人のもとから去らなければいけない不幸を目にし、
女性不信になったような心情を語っていく作品である。
彼の心の苦悩をこの歌を聴いてその切なさに共鳴するのである。
途中聴いたのは1130年もしくは1140年に生まれたとされる
ベルナール・ド・ヴァンタドゥール(ヴァンタドルン)の作品である。
彼はトルバドゥールで、生まれた家の身分は低かったようだ。
アリエノールの宮廷で活躍した後、ラングドッグ地方の
エルマンガルド・ド・ナルボンヌの保護を受けたらしい。
「雲雀の渡りを見た時(Quan vei la lauzeta mover)」の
作曲年代については詳しいことは分からない。
この曲の演奏で私が気に入っているCDは、
ミヒャエル・ボッシュ主宰のアンサンブル・ユニコーン、
マルコ・アンブロジーニ主宰のアンサンブル・オニ・ウィタルスの演奏による。
「雲雀の渡りを見た時(喜びにあふれた雲雀が)」は、
彼の代表的な作品の一つであり、陽の光を浴びた雲雀が、
喜びにあふれたように空を舞い上がる姿を見て、
自分の身に起こったことを思い、嘆き悲しむ。
恋に破れ、愛する人のもとから去らなければいけない不幸を目にし、
女性不信になったような心情を語っていく作品である。
彼の心の苦悩をこの歌を聴いてその切なさに共鳴するのである。