昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1150年か1160年頃に生まれた
ランボー・ド・ヴァケラスの作品である。
モンフェラのボニファスの家臣であったトルバドゥールで、
公に仕え、1202年の第4回十字軍に参加した人物のようだ。
32の詩のうち、8つには曲が付けられ、彼の作品として知られている。
その中でも有名な曲「五月の一日(Kalenda maya)」の作曲年代は分からない。
聴いたCDは、トマス・ビンクレー指揮、ルネサンス合奏団の演奏による。
北フランスからモンフェラの宮廷にやってきたジョングルールたちが、
エスタンピ(器楽曲)を演奏したのを聴いたランボー・ド・ヴァケラスが、
その旋律に歌詞をあてはめたものがこの曲だと伝えられている。
ビンクレー盤では弦楽器同士が対話するような掛け合いで始まる。
器楽曲が原曲であることを意識しての演奏だろうと思う。
歌が入り、弦楽器が奏した同じ旋律を歌っていく。
五月の季節、花が咲き、鳥のさえずることがあっても彼には関係ない。
別れることもつらいと感じる詩人は高貴な女性に対する愛を歌う。
「わたしの作ったエスタンピはここで終わる」と、
最後に結ぶところがエスタンピを歌にした
この作品の由来を示しているようでいい。
途中聴いたのは1150年か1160年頃に生まれた
ランボー・ド・ヴァケラスの作品である。
モンフェラのボニファスの家臣であったトルバドゥールで、
公に仕え、1202年の第4回十字軍に参加した人物のようだ。
32の詩のうち、8つには曲が付けられ、彼の作品として知られている。
その中でも有名な曲「五月の一日(Kalenda maya)」の作曲年代は分からない。
聴いたCDは、トマス・ビンクレー指揮、ルネサンス合奏団の演奏による。
北フランスからモンフェラの宮廷にやってきたジョングルールたちが、
エスタンピ(器楽曲)を演奏したのを聴いたランボー・ド・ヴァケラスが、
その旋律に歌詞をあてはめたものがこの曲だと伝えられている。
ビンクレー盤では弦楽器同士が対話するような掛け合いで始まる。
器楽曲が原曲であることを意識しての演奏だろうと思う。
歌が入り、弦楽器が奏した同じ旋律を歌っていく。
五月の季節、花が咲き、鳥のさえずることがあっても彼には関係ない。
別れることもつらいと感じる詩人は高貴な女性に対する愛を歌う。
「わたしの作ったエスタンピはここで終わる」と、
最後に結ぶところがエスタンピを歌にした
この作品の由来を示しているようでいい。