Mars&Jupiter

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アロンソ・デ・モンデハルの「めでたし、われらが王」を聴く

2010-01-17 07:33:39 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日も忙しく、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは16世紀初め活躍したアロンソ・デ・モンデハルの作品である。
1502年1月女王イサベルのカペルラの歌手となり、
1504年11月女王亡き後はフェルナンド王のカペルラに移り活躍した
ということはわかっているようだが、それ以外の生涯に関することわからない。
十数曲の作品が残されているようだが、聴いているCDの中には、
「めでたし、われらが王」の作品しかおさめられておらず、
もちろんその作曲年代については分からない。
聴いたCDはルイス・ロサノ・ビルムブラレス指揮、
アンサンブル“賢王アルフォンソ10世”の演奏による。
「めでたし、われらが王(Ave Rex noster)」は、
4声によるモテトゥスで、ポリフォニック的な音楽である。
歌詞の内容からすると神とイエスをたたえる作品のようだ。
ルネサンス的な華やかさを持つこの短い曲は、
美しいハーモニーに心奪われているうちにあっという間に終わる。
コメント
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