東南アジアの格安航空会社(LCC)を乗り継いで、途中タイ南部のビーチリゾート地であるクラビに寄りながら、バンコクからシンガポールまで南下した際の旅行記の続きです。
ここでは4月28日分(クラビ→シンガポール)を記載します。
日程
4月23日 バンコク(スワンナプーム)13:45 → クラビ15:05 エアアジアFD3165便
4月28日 クラビ15:00 → シンガポール17:45 タイガーエアウェイズTR2183便
クラビからシンガポールへ飛ぶ便はタイガーエアウェイズが1日1本のみ。曜日によって朝早い出発だったり午後の出発だったりと、時間が異なります。しかも利便性の高い午後の便は、早朝便と比べて料金がかなり高く設定されています。従ってこの路線を利用する場合は、曜日と料金に注意が必要です。私は高い料金を承知で15:00の便(が設定されている日)に乗りました。
クラビ空港におけるタイガーエアウェイズの業務はタイ国際航空に委託されていました。カウンターも職員も発券される搭乗券も全てタイ国際航空です。タイ国際航空とタイガーエアウェイズの親会社であるシンガポール航空はともにスターアライアンスですから、そういった繋がりで業務委託されているのかもしれませんね。
出国審査通過後の待合室の様子。国際線の乗客専用スペース。地方空港なのでそんなに広くはありませんが、そんなに便数があるわけじゃないので、席には余裕があります。トイレも綺麗でした。スナックカウンターもあります。この時は我々シンガポール行の乗客のほか、エアアジア・クアラルンプール行の乗客もここでゲートが開くのを待っていました。
左:バンコク→クラビのエアアジアでは両空港ともタラップで飛行機に乗り降りしましたが、この便はLCCで運行されるのにクラビ空港ただ一つのボーディングブリッジを使って搭乗できました。
右:機内の様子。搭乗率は7~8割といったところ。使用機材はエアバスA319。A320の派生機種で、胴体長を短くしたものですね。白い内壁にチャコールグレーの布製シートというシンプルな色調。CAは黄色いポロシャツに黒系のパンツというちょっとラフな印象を受ける格好ですが、その分動きやすそうです。
もちろん機内サービスは全て有料。メニューは割と豊富だったような気がします。隣に座った女の子は何やらランチボックスを頼んでいましたが、私は特になにも注文しませんでした。国際線なので機内ではシンガポールの入国書類が配られます。
定刻5分前にクラビを出発。途中大きな揺れはなく、実に安定した状態で飛行。客観的根拠はありませんが、親会社がシンガポール航空であるというだけで、得られる安心感が大きいような気がします。洋上に船が輻輳しはじめたら、まもなくシンガポールに到着。
定刻通りシンガポール・樟宜(チャンギ)空港に到着。LCCなのでバジェットターミナル(格安航空会社専用ターミナル)に着きます。隣のスポットにもタイガーの飛行機がとまっていました。
クラビではボーディングブリッジで搭乗しましたが、ここではLCCらしくタラップです(ちなみにこの場所は本当は撮影禁止らしく、すぐさま係員に注意されてしまいました)
左:バジェットターミナルという名前が示す通り、ターミナル内は高い人気を誇るチャンギ空港とは思えない質素で古めかしい造り。イミグレを出たら、すぐ目の前で手荷物受取のターンテーブルがグルグル回っていました。小さいターミナルなんですね。
右:到着フロアを出たところ。
左:ターミナル玄関も地方空港のような佇まい。
右:バジェットターミナルから第2ターミナルまでは無料の連絡バスが出ています。深夜を除き約10分間隔で、所要は約10分ほど。
私もこのバスで第2ターミナルへ行き、そこで一旦荷物を預けたあと、街中へ出てショッピング。同日夜23:25発の全日空便で成田へ帰国しました。
安かろう悪かろうなのかと思って乗ってみた格安航空会社でしたが、決してそんなことはなく、全て有料な機内サービス、座席指定や荷物預かりは別料金などといった点を割り切って考えれば、とても利用価値が高いように思います。というか、今までの航空会社を使うのがアホ臭く感じられてしまいます。予約もネットで簡単にできるので助かります。もっとも今回は飛行時間が1時間や2時間程度の便しか乗っていませんので、長距離路線だとどうなるのかは何とも言えませんし、ダイヤがタイトで使用機材の数が限られているので、運休や遅延などの心配も拭い去れません。
それにしても、鉄道なら2泊3日以上要するマレー半島縦断を、飛行機なら数時間で完結できてしまうのですから、飛行機の旅って便利というかあっけないというか。
ここでは4月28日分(クラビ→シンガポール)を記載します。
日程
4月23日 バンコク(スワンナプーム)13:45 → クラビ15:05 エアアジアFD3165便
4月28日 クラビ15:00 → シンガポール17:45 タイガーエアウェイズTR2183便
クラビからシンガポールへ飛ぶ便はタイガーエアウェイズが1日1本のみ。曜日によって朝早い出発だったり午後の出発だったりと、時間が異なります。しかも利便性の高い午後の便は、早朝便と比べて料金がかなり高く設定されています。従ってこの路線を利用する場合は、曜日と料金に注意が必要です。私は高い料金を承知で15:00の便(が設定されている日)に乗りました。
クラビ空港におけるタイガーエアウェイズの業務はタイ国際航空に委託されていました。カウンターも職員も発券される搭乗券も全てタイ国際航空です。タイ国際航空とタイガーエアウェイズの親会社であるシンガポール航空はともにスターアライアンスですから、そういった繋がりで業務委託されているのかもしれませんね。
出国審査通過後の待合室の様子。国際線の乗客専用スペース。地方空港なのでそんなに広くはありませんが、そんなに便数があるわけじゃないので、席には余裕があります。トイレも綺麗でした。スナックカウンターもあります。この時は我々シンガポール行の乗客のほか、エアアジア・クアラルンプール行の乗客もここでゲートが開くのを待っていました。
左:バンコク→クラビのエアアジアでは両空港ともタラップで飛行機に乗り降りしましたが、この便はLCCで運行されるのにクラビ空港ただ一つのボーディングブリッジを使って搭乗できました。
右:機内の様子。搭乗率は7~8割といったところ。使用機材はエアバスA319。A320の派生機種で、胴体長を短くしたものですね。白い内壁にチャコールグレーの布製シートというシンプルな色調。CAは黄色いポロシャツに黒系のパンツというちょっとラフな印象を受ける格好ですが、その分動きやすそうです。
もちろん機内サービスは全て有料。メニューは割と豊富だったような気がします。隣に座った女の子は何やらランチボックスを頼んでいましたが、私は特になにも注文しませんでした。国際線なので機内ではシンガポールの入国書類が配られます。
定刻5分前にクラビを出発。途中大きな揺れはなく、実に安定した状態で飛行。客観的根拠はありませんが、親会社がシンガポール航空であるというだけで、得られる安心感が大きいような気がします。洋上に船が輻輳しはじめたら、まもなくシンガポールに到着。
定刻通りシンガポール・樟宜(チャンギ)空港に到着。LCCなのでバジェットターミナル(格安航空会社専用ターミナル)に着きます。隣のスポットにもタイガーの飛行機がとまっていました。
クラビではボーディングブリッジで搭乗しましたが、ここではLCCらしくタラップです(ちなみにこの場所は本当は撮影禁止らしく、すぐさま係員に注意されてしまいました)
左:バジェットターミナルという名前が示す通り、ターミナル内は高い人気を誇るチャンギ空港とは思えない質素で古めかしい造り。イミグレを出たら、すぐ目の前で手荷物受取のターンテーブルがグルグル回っていました。小さいターミナルなんですね。
右:到着フロアを出たところ。
左:ターミナル玄関も地方空港のような佇まい。
右:バジェットターミナルから第2ターミナルまでは無料の連絡バスが出ています。深夜を除き約10分間隔で、所要は約10分ほど。
私もこのバスで第2ターミナルへ行き、そこで一旦荷物を預けたあと、街中へ出てショッピング。同日夜23:25発の全日空便で成田へ帰国しました。
安かろう悪かろうなのかと思って乗ってみた格安航空会社でしたが、決してそんなことはなく、全て有料な機内サービス、座席指定や荷物預かりは別料金などといった点を割り切って考えれば、とても利用価値が高いように思います。というか、今までの航空会社を使うのがアホ臭く感じられてしまいます。予約もネットで簡単にできるので助かります。もっとも今回は飛行時間が1時間や2時間程度の便しか乗っていませんので、長距離路線だとどうなるのかは何とも言えませんし、ダイヤがタイトで使用機材の数が限られているので、運休や遅延などの心配も拭い去れません。
それにしても、鉄道なら2泊3日以上要するマレー半島縦断を、飛行機なら数時間で完結できてしまうのですから、飛行機の旅って便利というかあっけないというか。