拙ブログでは前回記事まで、カリフォルニア州ヨセミテ東部のロングバレーカルデラの内部に点在するワイルドな露天風呂や地熱地帯を取り上げてまいりましたが、入浴可能な温泉はいずれも手作りのバスタブが設けられているだけですから、その場で宿泊したり食事を楽しむようなことはできません。温泉に入りながら宿泊できるホテルはないものかと周辺を調べていたら、カルデラからちょっと離れたベントンという小さな街に温泉のお風呂が付帯しているホテル"Benton Hot Springs B&B"があるようなので、訪ねてみることにしました。
●外観など


ベントンは19世紀に金の鉱山で栄えたそうですが、鉱山の閉鎖後は繁栄がたちまち過去のものとなり、それでも街自体は消滅することなく、細々と今日まで存在しつづけています。メインストリート沿いには西部劇に出てきそうな古い街並みが残されて(復元されて?)おり、昔日の面影を今に伝えています。

さて、そんな通りに面しているのが、今回取り上げる宿"Benton Hot Springs B&B"のゲート。敷地内には広い駐車場が用意されています。


駐車場に車をとめ、バラが咲く綺麗なガーデンの中を歩いてフロントへ。

↑画像はレセプションの内部。私が訪問したのは、夜7時の数分前。宿のフロントは7時で閉まるのですが、時間ギリギリで、しかも予約なしの飛び込みで訪れた私を、スタッフの方は優しく笑顔で対応してくれました。こんな寂しい田舎の温泉宿に泊まる外国人旅行者なんていないだろうと思い込んでいたのですが、スタッフの方曰く、温泉を目当てに訪れる日本人のお客さんもチラホラいるとのこと。私のような酔狂な旅行者は決して珍しくないんですね。
●客室

フロントで料金を先払い、クマのぬいぐるみが置かれたドアを開けて、この晩にお世話になる客室へ。

まるで西部劇のセットのようなクラシカルな暖色系ファブリックで統一されている室内。ベッドの後ろには馬に乗ったカウボーイ達を描く大きな絵が括りつけられていますが、その一方で随所にかわいらしい飾り付けも施され、思わず頬が緩んでしまいます。
室内には冷蔵庫やテレビなどの家電製品の他、バストイレも設置されており、Wi-fiも使え、床暖房も完備され(朝晩は冷え込むので暖房が必須)、便利でかつ快適に過ごすことができました。
●朝食

宿の名前に含まれているB&Bとは、言わずもがなですが、島田洋七と洋八のコンビではなく、もみじ饅頭でもなく、Bed and Breakfastのことですから、翌朝は朝食をいただくことができます。食堂ではテーブルの上に食器類が綺麗にセッティングされていました。

私が席につくと、奥のキッチンから男性スタッフが笑顔で挨拶してくれたあと、好みのタマゴの調理方法を聞いてくれます。私はスクランブルエッグが好きなので、その旨を伝えたところ、上画像のように、炒めたポテトを添えて提供してくれました。できたての料理は美味しかったですよ。もちろんコーヒーとスイーツも一緒です。
さて、次回記事では温泉露天風呂の様子を取り上げます。
この露天風呂、めちゃくちゃワンダフルでした。次回記事をお楽しみに!
次回記事に続く。
●外観など



ベントンは19世紀に金の鉱山で栄えたそうですが、鉱山の閉鎖後は繁栄がたちまち過去のものとなり、それでも街自体は消滅することなく、細々と今日まで存在しつづけています。メインストリート沿いには西部劇に出てきそうな古い街並みが残されて(復元されて?)おり、昔日の面影を今に伝えています。

さて、そんな通りに面しているのが、今回取り上げる宿"Benton Hot Springs B&B"のゲート。敷地内には広い駐車場が用意されています。




駐車場に車をとめ、バラが咲く綺麗なガーデンの中を歩いてフロントへ。


↑画像はレセプションの内部。私が訪問したのは、夜7時の数分前。宿のフロントは7時で閉まるのですが、時間ギリギリで、しかも予約なしの飛び込みで訪れた私を、スタッフの方は優しく笑顔で対応してくれました。こんな寂しい田舎の温泉宿に泊まる外国人旅行者なんていないだろうと思い込んでいたのですが、スタッフの方曰く、温泉を目当てに訪れる日本人のお客さんもチラホラいるとのこと。私のような酔狂な旅行者は決して珍しくないんですね。
●客室


フロントで料金を先払い、クマのぬいぐるみが置かれたドアを開けて、この晩にお世話になる客室へ。


まるで西部劇のセットのようなクラシカルな暖色系ファブリックで統一されている室内。ベッドの後ろには馬に乗ったカウボーイ達を描く大きな絵が括りつけられていますが、その一方で随所にかわいらしい飾り付けも施され、思わず頬が緩んでしまいます。
室内には冷蔵庫やテレビなどの家電製品の他、バストイレも設置されており、Wi-fiも使え、床暖房も完備され(朝晩は冷え込むので暖房が必須)、便利でかつ快適に過ごすことができました。
●朝食


宿の名前に含まれているB&Bとは、言わずもがなですが、島田洋七と洋八のコンビではなく、もみじ饅頭でもなく、Bed and Breakfastのことですから、翌朝は朝食をいただくことができます。食堂ではテーブルの上に食器類が綺麗にセッティングされていました。


私が席につくと、奥のキッチンから男性スタッフが笑顔で挨拶してくれたあと、好みのタマゴの調理方法を聞いてくれます。私はスクランブルエッグが好きなので、その旨を伝えたところ、上画像のように、炒めたポテトを添えて提供してくれました。できたての料理は美味しかったですよ。もちろんコーヒーとスイーツも一緒です。
さて、次回記事では温泉露天風呂の様子を取り上げます。
この露天風呂、めちゃくちゃワンダフルでした。次回記事をお楽しみに!
次回記事に続く。