カリフォルニア州ヨセミテ東部に点在するロングバレーカルデラ内のワイルドな温泉巡りはまだまだ続きます。今回訪ねるのは"Little Hot Creek Hot Spring"という温泉です。
未舗装路ながらも幅が広くて走りやすいオーウェンズ・リバー・ロードを北上し・・・
途中で左折して、車1台しか通れない悪路を西へ進みます。非常にバンピーなこの道は、所々で抉れたりぬかるんだりしているため、これから目指す温泉に行くならば、車高が高い4輪駆動車が良いでしょう。私は4輪駆動のJEEPをロサンゼルスのレンタカー屋さんで借りていたので心配することなく運転できましたが、普通の乗用車だったら不安のためこれ以上の進入を躊躇っていたかもしれません。
悪路を進んでゆくと、まもなく復元地であることを示す看板が現れます。
その看板の近くが今回の目的地です。道の左手に小川が流れている箇所に行き当たりますので、その付近の道幅が広くなっているところで車をとめ、川へ向かって歩いていきます。川の上流にできている淀みでは湯気が上がっていました。"Little Hot Creek"という名前が示すように、この小川を流れているのは温泉であることがわかります。
駐車スペースの前から歩道が伸びていますので、その小径を入ってゆくと・・・
突き当たりにはお湯を張ったバスタブがあり、既に先客が湯あみをしながら皆さん和気藹々と温泉をエンジョイしていらっしゃいました。なおバスタブはモルタルで造られたもの。画像をご覧になればおわかりのように、なかなか大きな露天風呂です。
お湯は先ほど歩道から見た上流の湯溜まりよりパイプで引いており、バルブも付いているので、湯量の調整が可能です。私の訪問時、湯船の温度は41~2℃はあり、湯口からしっかりとした量の温泉が供給されていました。無色透明でほぼ無味無臭のクセが少ないアッサリとしたタイプのお湯です。ただ、吹きさらしの池からお湯を引いているためか、バスタブの中には藻の破片のようなものがチラホラ浮遊していました。
なお、バスタブにお湯を供給している湯の川の温度は43.3℃でした。できれば人が集まっているバスタブではなく、こちらの池に入りたかったのですが、当地にどのようなレギュレーションが敷かれているかわからなかったため、念のために余計な行動はせず、願望を抑えて見学するだけにとどめました。
当地で湧出する温泉の量は相当多いのか、バスタブに引かれている温泉は全体のほんの僅かであり、ほとんどは上画像のように脇を流れる川となって、どこかへ流れ去ってゆくのでした。"Little Hot Creek"を流れるお湯はやがてすっかり冷め、ごく普通の"Little Creek"になっちゃうのでしょうね。
せっかく悪路を走って辿り着いたのですから、できればここでゆっくり湯浴みしたかったのですが、奥まった立地だからか、先客も後客も泥酔しながら紫煙を燻らせており、いわゆるFワードを連発して大騒ぎしていたため、辟易した私はそそくさと退散してしまいました。単に運が悪かっただけなのかもしれませんが、国や文化を問わず、マナーが悪い人たちと遭遇すると閉口してしまいます。己の運の悪さを恨みながら、その場を立ち去りました。もちろん温泉が悪いのではなく、単に私の運が悪いだけ。環境は素晴らしくお湯の量も多いので、日頃の行いが良い皆さんならそんな場面に遭うこともなく、ここで気持ちの良い湯あみが楽しめるものと思います。
GPS:37.69005, -118.84157,
営林署の管理地ですが、キャンプなど特に制限はないようです(ただし温泉付近では禁止)。
立ち入りに関しても特に制限はありません。
無料
備品類無し
"Clothing Optional"なので、水着の着用は任意(裸の入浴も可能)。
私の好み:★★
未舗装路ながらも幅が広くて走りやすいオーウェンズ・リバー・ロードを北上し・・・
途中で左折して、車1台しか通れない悪路を西へ進みます。非常にバンピーなこの道は、所々で抉れたりぬかるんだりしているため、これから目指す温泉に行くならば、車高が高い4輪駆動車が良いでしょう。私は4輪駆動のJEEPをロサンゼルスのレンタカー屋さんで借りていたので心配することなく運転できましたが、普通の乗用車だったら不安のためこれ以上の進入を躊躇っていたかもしれません。
悪路を進んでゆくと、まもなく復元地であることを示す看板が現れます。
その看板の近くが今回の目的地です。道の左手に小川が流れている箇所に行き当たりますので、その付近の道幅が広くなっているところで車をとめ、川へ向かって歩いていきます。川の上流にできている淀みでは湯気が上がっていました。"Little Hot Creek"という名前が示すように、この小川を流れているのは温泉であることがわかります。
駐車スペースの前から歩道が伸びていますので、その小径を入ってゆくと・・・
突き当たりにはお湯を張ったバスタブがあり、既に先客が湯あみをしながら皆さん和気藹々と温泉をエンジョイしていらっしゃいました。なおバスタブはモルタルで造られたもの。画像をご覧になればおわかりのように、なかなか大きな露天風呂です。
お湯は先ほど歩道から見た上流の湯溜まりよりパイプで引いており、バルブも付いているので、湯量の調整が可能です。私の訪問時、湯船の温度は41~2℃はあり、湯口からしっかりとした量の温泉が供給されていました。無色透明でほぼ無味無臭のクセが少ないアッサリとしたタイプのお湯です。ただ、吹きさらしの池からお湯を引いているためか、バスタブの中には藻の破片のようなものがチラホラ浮遊していました。
なお、バスタブにお湯を供給している湯の川の温度は43.3℃でした。できれば人が集まっているバスタブではなく、こちらの池に入りたかったのですが、当地にどのようなレギュレーションが敷かれているかわからなかったため、念のために余計な行動はせず、願望を抑えて見学するだけにとどめました。
当地で湧出する温泉の量は相当多いのか、バスタブに引かれている温泉は全体のほんの僅かであり、ほとんどは上画像のように脇を流れる川となって、どこかへ流れ去ってゆくのでした。"Little Hot Creek"を流れるお湯はやがてすっかり冷め、ごく普通の"Little Creek"になっちゃうのでしょうね。
せっかく悪路を走って辿り着いたのですから、できればここでゆっくり湯浴みしたかったのですが、奥まった立地だからか、先客も後客も泥酔しながら紫煙を燻らせており、いわゆるFワードを連発して大騒ぎしていたため、辟易した私はそそくさと退散してしまいました。単に運が悪かっただけなのかもしれませんが、国や文化を問わず、マナーが悪い人たちと遭遇すると閉口してしまいます。己の運の悪さを恨みながら、その場を立ち去りました。もちろん温泉が悪いのではなく、単に私の運が悪いだけ。環境は素晴らしくお湯の量も多いので、日頃の行いが良い皆さんならそんな場面に遭うこともなく、ここで気持ちの良い湯あみが楽しめるものと思います。
GPS:37.69005, -118.84157,
営林署の管理地ですが、キャンプなど特に制限はないようです(ただし温泉付近では禁止)。
立ち入りに関しても特に制限はありません。
無料
備品類無し
"Clothing Optional"なので、水着の着用は任意(裸の入浴も可能)。
私の好み:★★