拙ブログではアメリカの温泉を連続して取り上げておりますが、今回からついにユタ州へ突入です。
ユタ州にはメードー、つまり牧草地の名を冠するワイルドな温泉があるらしいので、どんなお湯と景色に出会えるのか、期待に胸を膨らませながら現地へ向かうことにしました。まずはインターステートハイウェイ15号でメードーのランプをおります。そしてメードーの街を突っ切ります。
看板や標識などが無いのでわかりにくいのですが、上画像の地点で未舗装の道に入り・・・
オーバーパスでハイウェイを跨ぎ、広大な牧場の中を南西方向へ進んでゆくと・・・
左側に寸志入れを兼ねた簡単なゲートを発見。そのゲートを入ると、先に広い駐車スペースが用意されていました。
車を停めて更に奥へ進むと、そこには池があり、水着姿の男女が池の中に入って談笑していました。この日の外気温は18℃前後でしたから、普通の池の水でしたら冷たくて談笑できるはずありませんね。つまりこの池こそメードー温泉なのです。
やがて雲が流れ、青空が広がると、温泉も美しいコバルトブルーへと変色していきました。
この池が実に不思議。大平原の中にいきなりポッカリ口を開けたように大きくて深い穴があいており、その穴の底から温泉が大量に自噴しているのです。どうやら火山を原因とする何らかの力が働いたことによってこの穴が誕生したらしく、決して人工的なものではないんだそうです。池はかなり深く、最も深いところで水深3m以上はあるかと推測されます。その深さや青々とした色彩ゆえ、画像だけ見ると、温泉ではなく海の磯場かのようです。
穴の内部の岩肌には藻や苔などが生えており、特に髪の毛のようなサラサラとした藻がたくさん生えてユラユラしているため、お湯の中は大変滑りやすいのですが、うまい具合にステップのようになっている箇所がありますから、そうした場所を選びながら入ると、腰掛けながら湯浴みすることもできますし、いきなり深いところへ落ちる心配もありません。いろんな高さに段々がありますから、立って入るもよし、寝そべるもよし、好きなスタイルで入浴できます。
底から湧出するお湯は大変透明度が高く、深い底まではっきり目視できます。この日のような晴天ですと、まるでクリスタルのようです。お湯の温度は36.7℃という長湯仕様。大自然の中でゆっくり寛ぎリラックスするにはちょうど良い湯加減ではないでしょうか。お湯は無色透明無味無臭で特にこれといった癖はなかったように記憶しています。
湧出する湯量は非常に多く、穴から溢れ出たお湯は、川を成して牧場の中を流れていました。
うひゃー!最高だ!
開放的という言葉が物足らないほど広々として且つワイルドな素晴らしい環境の中、自噴したばかりの綺麗な温泉に入れるのですから、温泉ファン冥利に尽きます。こうした温泉は日本では決して味わえません。アメリカならではの醍醐味でしょう。温泉、とりわけ野湯系を愛する方でしたら、是非ともこちらへ訪れるべきです。
GPS:38.864285, -112.507783,
随時入浴可
無料
備品類なし
私の好み:★★★
ユタ州にはメードー、つまり牧草地の名を冠するワイルドな温泉があるらしいので、どんなお湯と景色に出会えるのか、期待に胸を膨らませながら現地へ向かうことにしました。まずはインターステートハイウェイ15号でメードーのランプをおります。そしてメードーの街を突っ切ります。
看板や標識などが無いのでわかりにくいのですが、上画像の地点で未舗装の道に入り・・・
オーバーパスでハイウェイを跨ぎ、広大な牧場の中を南西方向へ進んでゆくと・・・
左側に寸志入れを兼ねた簡単なゲートを発見。そのゲートを入ると、先に広い駐車スペースが用意されていました。
車を停めて更に奥へ進むと、そこには池があり、水着姿の男女が池の中に入って談笑していました。この日の外気温は18℃前後でしたから、普通の池の水でしたら冷たくて談笑できるはずありませんね。つまりこの池こそメードー温泉なのです。
やがて雲が流れ、青空が広がると、温泉も美しいコバルトブルーへと変色していきました。
この池が実に不思議。大平原の中にいきなりポッカリ口を開けたように大きくて深い穴があいており、その穴の底から温泉が大量に自噴しているのです。どうやら火山を原因とする何らかの力が働いたことによってこの穴が誕生したらしく、決して人工的なものではないんだそうです。池はかなり深く、最も深いところで水深3m以上はあるかと推測されます。その深さや青々とした色彩ゆえ、画像だけ見ると、温泉ではなく海の磯場かのようです。
穴の内部の岩肌には藻や苔などが生えており、特に髪の毛のようなサラサラとした藻がたくさん生えてユラユラしているため、お湯の中は大変滑りやすいのですが、うまい具合にステップのようになっている箇所がありますから、そうした場所を選びながら入ると、腰掛けながら湯浴みすることもできますし、いきなり深いところへ落ちる心配もありません。いろんな高さに段々がありますから、立って入るもよし、寝そべるもよし、好きなスタイルで入浴できます。
底から湧出するお湯は大変透明度が高く、深い底まではっきり目視できます。この日のような晴天ですと、まるでクリスタルのようです。お湯の温度は36.7℃という長湯仕様。大自然の中でゆっくり寛ぎリラックスするにはちょうど良い湯加減ではないでしょうか。お湯は無色透明無味無臭で特にこれといった癖はなかったように記憶しています。
湧出する湯量は非常に多く、穴から溢れ出たお湯は、川を成して牧場の中を流れていました。
うひゃー!最高だ!
開放的という言葉が物足らないほど広々として且つワイルドな素晴らしい環境の中、自噴したばかりの綺麗な温泉に入れるのですから、温泉ファン冥利に尽きます。こうした温泉は日本では決して味わえません。アメリカならではの醍醐味でしょう。温泉、とりわけ野湯系を愛する方でしたら、是非ともこちらへ訪れるべきです。
GPS:38.864285, -112.507783,
随時入浴可
無料
備品類なし
私の好み:★★★