2015年の復活以来、拙ブログで応援しております宮城県・栗駒のいで湯「駒の湯温泉」。
この駒の湯を擁する栗駒山は、街や里よりも早く秋らしい装いを纏います。
栗駒山は既に紅葉のシーズンを迎えており、登山者の皆さんは既に秋ならではの色鮮やかな世界を堪能していらっしゃいます。紅葉が駒の湯まで下りてくるのはもうちょっと日数を要するかもしれませんが、車で行ける山の中腹「いわかがみ平」は、おそらく赤や黄色に染まっているものと思われます。
紅葉に関する最新情報は、駒の湯温泉公式サイト内にリンクが張られているFacebookアカウントや駒の湯のブログ「森の温泉~駒の湯温泉通信」などでご確認ください。
昨年の拙ブログでもご紹介しましたが、ご参考までに2015年および2016年に撮影された栗駒山の紅葉をご覧ください。駒の湯温泉の「そばカフェ」に置かれているアルバムの上からデジカメで撮ったので、写真の上で照明が反射しておりますが、何卒ご了承ください。
なお紅葉シーズンの栗駒山・宮城県側はマイカー規制が実施されます。紅葉の盛りになると、県道の終点であるいわかがみ平の駐車場が満車になってしまうため、手前の臨時駐車場にマイカーを停め、そこからいわかがみ平までシャトルバスを利用してもらおうという施策です。
期間:平成30年9月28日(金)~10月14日(日)までの金・土・日曜・祝祭日。
時間:7:00~15:00
運行協力金:車一台あたり500円(観光バス・路線バス・タクシー・自動二輪車は対象外)
シャトルバス区間:臨時駐車場~いわかがみ平駐車場(シャトルバスは随時出発)。
詳しくはこちら(栗原市観光ポータルサイト「ぎゅぎゅっとくりはら」内)をご覧ください。
秋の色彩に染まった大パノラマを眺めに、栗駒山へお出かけになりませんか。
さて前置きが長くなりましたが、本題に戻ります。2018年9月下旬に駒の湯温泉へ行ってまいりました。
どんな雨乞いの神様よりも強力な雨降らしのパワーを持つ雨男の私。この日も私の訪問に空が反応してしまい、栗駒山は低く立ち込める雨雲の中に隠れてしまいました。無念の溜息をつきながらハンドルを握り、お風呂で心身を癒してもらうべく先を急ぎます。
駒の湯復活応援団の一員である私はこの地に何度も足を踏み入れていますが、今年は諸般の事情によりなかなか訪問することができず、久しぶりに伺ったら、入口からお風呂までのレイアウトが変更されていました。以前は入口・受付・浴舎の相互間をフリーな状態で行き来できちゃいましたが、現在は入口~受付(そばカフェ)~浴舎といったように、お客さんの動線がわかりやすく固定化されました。
受付前から男女各浴舎を見た様子です。
そばカフェ前のデッキにはオープンエアのテーブルセットも置かれるようになりました。今年の猛暑は山の上の当地でも例外ではなかったらしく、暑さが酷い時には室内にいられなかったそうですから、今年置かれたばかりのオープンエアデッキは早くも役に立ったことでしょう。
拙ブログで繰り返し紹介しております駒の湯温泉の復活後のお風呂。
明るく清潔感溢れ、湯の香漂うこのお風呂。何度訪れても良いですね。特に訪問時は清掃直後だったらしく、湯の花も少なく非常に綺麗な状態でした。こまめな掃除を欠かさない湯守のご主人に心から感謝。
絶えることなく大量に湧き続ける栗駒山の恵み。
硫黄の香りが漂う綺麗で透明なお湯は、弱酸性で、且つ体温よりちょっと高い程度のぬる湯です。「お風呂は熱くなきゃダメ」と仰る御仁もいらっしゃるかと思いますが、ちょっと待った! 駒の湯のように体温以上40℃未満のぬる湯に入る入浴を「不感入浴」と称し、その名の通り熱いとも冷たいとも感じない温度帯ですから、入浴中のエネルギー消費が最小限に抑えられ、心身をリラックスさせてくれる副交感神経が働きます。また体への負担が軽いため長湯することもでき、温泉がもたらす効能を高めることもできます。そして、こうした効果が健康へと導いてくれます。しかも駒の湯は加温加水循環消毒のない完全掛け流しであり、湯量も豊富ですから、新鮮で良好な状態のお湯に浸かれます。
つまり、駒の湯のぬる湯は心身のリラックスや健康に最適なのです!
このお風呂に入ったら(他のお客さんの迷惑にならない程度で)じっくり長湯し、自然の恵みを存分に享受してください。長湯すれば、不思議にも全身がポカポカ温まりますよ。
また、その温度故に湯上がりは大変さっぱり爽快ですから、(もう過ぎてしまいましたが)暑い夏にこそ入りたい温泉でもあります。
このお風呂は、お湯の良さもさることながら、窓から眺める森の景色も実に佳いのです。決して展望が開けているわけでも、印象的な景勝が見えるわけでもありません。ただ栗駒山の森が広がっているだけなのですが、その木々の美しさが何とも言えず、1枚窓による額縁効果がより一層緑の美しさを際立たせているのです。温泉の入浴効果だけでなく、この窓から目に入ってくる緑の美しさにも心が癒されることでしょう。
お風呂上がりには、ご主人手打ちのおそばをいただきました。幌加内産そば粉100%使用のたいへん美味しい蕎麦です。お風呂上がりにお蕎麦を召し上がる場合は、入浴とおそばがセットになった料金プランをご利用になるとお得です。通常ですと入浴料金500円におそば600円で合計1100円になりますが、セットでご注文の場合は1000円となります。この他、休憩付のプランなどもございますので、詳しくは駒の湯温泉公式サイトをご覧ください。
栗駒山の紅葉をお楽しみの際は、是非とも駒の湯温泉にお立ち寄りになり、掛け流しの温泉とおいしいお蕎麦を堪能してくださいね。
営業期間:4月下旬~11月上中旬(冬期休業)
定休日:毎週水曜日および第2・4木曜日(ただし祝日の場合は営業、翌日休業)
営業時間:10:00~17:00(16:00頃に受付を終了しますが、状況により前後します)
入浴料金:大人500円(中学生以上)、小学生以下300円
(注1)備え付けの石鹸やシャンプー等はありません。
(注2)収容人員が限られた小さな湯小屋ですので、週末や連休など繁忙期には、入浴までお待ちいただくことがあります。
宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東
公式サイト
この駒の湯を擁する栗駒山は、街や里よりも早く秋らしい装いを纏います。
栗駒山は既に紅葉のシーズンを迎えており、登山者の皆さんは既に秋ならではの色鮮やかな世界を堪能していらっしゃいます。紅葉が駒の湯まで下りてくるのはもうちょっと日数を要するかもしれませんが、車で行ける山の中腹「いわかがみ平」は、おそらく赤や黄色に染まっているものと思われます。
紅葉に関する最新情報は、駒の湯温泉公式サイト内にリンクが張られているFacebookアカウントや駒の湯のブログ「森の温泉~駒の湯温泉通信」などでご確認ください。
昨年の拙ブログでもご紹介しましたが、ご参考までに2015年および2016年に撮影された栗駒山の紅葉をご覧ください。駒の湯温泉の「そばカフェ」に置かれているアルバムの上からデジカメで撮ったので、写真の上で照明が反射しておりますが、何卒ご了承ください。
なお紅葉シーズンの栗駒山・宮城県側はマイカー規制が実施されます。紅葉の盛りになると、県道の終点であるいわかがみ平の駐車場が満車になってしまうため、手前の臨時駐車場にマイカーを停め、そこからいわかがみ平までシャトルバスを利用してもらおうという施策です。
期間:平成30年9月28日(金)~10月14日(日)までの金・土・日曜・祝祭日。
時間:7:00~15:00
運行協力金:車一台あたり500円(観光バス・路線バス・タクシー・自動二輪車は対象外)
シャトルバス区間:臨時駐車場~いわかがみ平駐車場(シャトルバスは随時出発)。
詳しくはこちら(栗原市観光ポータルサイト「ぎゅぎゅっとくりはら」内)をご覧ください。
秋の色彩に染まった大パノラマを眺めに、栗駒山へお出かけになりませんか。
さて前置きが長くなりましたが、本題に戻ります。2018年9月下旬に駒の湯温泉へ行ってまいりました。
どんな雨乞いの神様よりも強力な雨降らしのパワーを持つ雨男の私。この日も私の訪問に空が反応してしまい、栗駒山は低く立ち込める雨雲の中に隠れてしまいました。無念の溜息をつきながらハンドルを握り、お風呂で心身を癒してもらうべく先を急ぎます。
駒の湯復活応援団の一員である私はこの地に何度も足を踏み入れていますが、今年は諸般の事情によりなかなか訪問することができず、久しぶりに伺ったら、入口からお風呂までのレイアウトが変更されていました。以前は入口・受付・浴舎の相互間をフリーな状態で行き来できちゃいましたが、現在は入口~受付(そばカフェ)~浴舎といったように、お客さんの動線がわかりやすく固定化されました。
受付前から男女各浴舎を見た様子です。
そばカフェ前のデッキにはオープンエアのテーブルセットも置かれるようになりました。今年の猛暑は山の上の当地でも例外ではなかったらしく、暑さが酷い時には室内にいられなかったそうですから、今年置かれたばかりのオープンエアデッキは早くも役に立ったことでしょう。
拙ブログで繰り返し紹介しております駒の湯温泉の復活後のお風呂。
明るく清潔感溢れ、湯の香漂うこのお風呂。何度訪れても良いですね。特に訪問時は清掃直後だったらしく、湯の花も少なく非常に綺麗な状態でした。こまめな掃除を欠かさない湯守のご主人に心から感謝。
絶えることなく大量に湧き続ける栗駒山の恵み。
硫黄の香りが漂う綺麗で透明なお湯は、弱酸性で、且つ体温よりちょっと高い程度のぬる湯です。「お風呂は熱くなきゃダメ」と仰る御仁もいらっしゃるかと思いますが、ちょっと待った! 駒の湯のように体温以上40℃未満のぬる湯に入る入浴を「不感入浴」と称し、その名の通り熱いとも冷たいとも感じない温度帯ですから、入浴中のエネルギー消費が最小限に抑えられ、心身をリラックスさせてくれる副交感神経が働きます。また体への負担が軽いため長湯することもでき、温泉がもたらす効能を高めることもできます。そして、こうした効果が健康へと導いてくれます。しかも駒の湯は加温加水循環消毒のない完全掛け流しであり、湯量も豊富ですから、新鮮で良好な状態のお湯に浸かれます。
つまり、駒の湯のぬる湯は心身のリラックスや健康に最適なのです!
このお風呂に入ったら(他のお客さんの迷惑にならない程度で)じっくり長湯し、自然の恵みを存分に享受してください。長湯すれば、不思議にも全身がポカポカ温まりますよ。
また、その温度故に湯上がりは大変さっぱり爽快ですから、(もう過ぎてしまいましたが)暑い夏にこそ入りたい温泉でもあります。
このお風呂は、お湯の良さもさることながら、窓から眺める森の景色も実に佳いのです。決して展望が開けているわけでも、印象的な景勝が見えるわけでもありません。ただ栗駒山の森が広がっているだけなのですが、その木々の美しさが何とも言えず、1枚窓による額縁効果がより一層緑の美しさを際立たせているのです。温泉の入浴効果だけでなく、この窓から目に入ってくる緑の美しさにも心が癒されることでしょう。
お風呂上がりには、ご主人手打ちのおそばをいただきました。幌加内産そば粉100%使用のたいへん美味しい蕎麦です。お風呂上がりにお蕎麦を召し上がる場合は、入浴とおそばがセットになった料金プランをご利用になるとお得です。通常ですと入浴料金500円におそば600円で合計1100円になりますが、セットでご注文の場合は1000円となります。この他、休憩付のプランなどもございますので、詳しくは駒の湯温泉公式サイトをご覧ください。
栗駒山の紅葉をお楽しみの際は、是非とも駒の湯温泉にお立ち寄りになり、掛け流しの温泉とおいしいお蕎麦を堪能してくださいね。
営業期間:4月下旬~11月上中旬(冬期休業)
定休日:毎週水曜日および第2・4木曜日(ただし祝日の場合は営業、翌日休業)
営業時間:10:00~17:00(16:00頃に受付を終了しますが、状況により前後します)
入浴料金:大人500円(中学生以上)、小学生以下300円
(注1)備え付けの石鹸やシャンプー等はありません。
(注2)収容人員が限られた小さな湯小屋ですので、週末や連休など繁忙期には、入浴までお待ちいただくことがあります。
宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東
公式サイト