peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

マングーカズラ

2008年02月12日 | Weblog
「岩手県立花きセンター」のマングーカズラ
 2007年12月21日







2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の本館に近い「研修温室」内で「マングーカズラ」と呼ばれる植物が
大きな葉を広げていました。



「岩手県立花きセンター」のマングーカズラ
 2005年12月15日


岩手県立花きセンターの「研修温室」に、「マングーカズラ
Epipremnum サトイモ科エピプレムナム属」と書かれた観葉植物
が植えてありました。
同属の「ハブカズラ(Epipremnum pinnatum)」に似ていて、これ
より性質が強健で、耐陰性、耐寒力が強いので、「ハブ」より強い
「マングース」ということで、「マングーカズラ」の愛称がつき、
流通しているとのことです。


マングーカズラサトイモ科 エピプレムナム(ハブカズラ)属
Epipremnum mirabile
サトイモ科(Araceae)エピプレムナム属(ハブカズラ属)は、
東南アジアおよび南太平洋諸島に良く知られている「ポトス
(オウゴンカズラ)」など約10種自生している。樹木に付着して
気根によって登はんする常緑つる性植物。葉は長楕円形~卵形で
深い切れ込みがあり、蔓性の観葉植物として優れた姿をしている。
形態はモンステラ属、フィロデンドロン属に似ている。

「マングーカズラ」は、沖縄・台湾(東南アジア熱帯雨林気候区)
原産。樹木の幹に気根を出して付着するつる性植物で、台湾から
輸入したヘゴの原木に付着していた茎を栽培したのがはじまりだと
いうことで、正しい種の詳細は不明とか。

葉の形はさまざまである。直射日光を嫌い、弱光下におりても強
い生育力を示し、耐寒性も強いが、冬越しには10度以上が望ましい
という。和名は、ハブより強いマングースから「マングーカズラ」
と名づけられて流通している。