peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

椿「紅車(べにぐるま)」

2008年02月15日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)「紅車(べにぐるま)」
 2008年1月17日




2008年1月17日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館
・碁石」の大温室内で「紅車(べにぐるま)」という名の椿が濃い
桃色の花を咲かせていました。
名札には「紅車(べにぐるま)花期:4~5月、花色:濃桃色、花形
:八重咲き、産地:東京・埼玉」と書かれていました。


椿「紅車(べにぐるま)」ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica'Beniguruma'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・
編)には、下記の通り記載されています。
 紅車(べにぐるま)Beniguruma 埼玉 [花]濃桃色の八重、割りしべ、
中輪、4~5月咲き。[葉]楕円、中形。[樹]立性。[来歴]1879年の「伊藤
椿花集」に載る。これより古い資料は異種とみられる。

ピレア”ムーンバレー”

2008年02月15日 | Weblog
「岩手県立花きセンター」のピレア”ムーンバレー”
 2006年11月22日



2006年11月22日、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」の
「花の館」温室内に「ピレア”ムーンバレー”」という名の葉の美し
い植物がありました。
名札には「ピレア”ムーンバレー Pilea spruceana Wedd.cv.Moon
Valley イラクサ科 ミズ属 スプルケアナの園芸品種。葉はちりめ
ん状。葉脈が3本。」と書かれていました。





ピレア”ムーンバレー”イラクサ科ミズ属(ピレア属)
Pilea mollis cv.'Moon Valley'
葉の長さ5~6cm、幅3~4mm。葉の基部から出る3本の茶褐色の葉脈
は美しい。葉の裏面は縮緬(ちりめん)状で凹凸が深い。他は「ヌ
ムラリフォリア」に準ずるが、青色種もある。
ピレア・ヌムラリフォリアPilea nummulariifolia
西インド諸島、パナマ、南アメリカ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産。
匍匐性の多年草で、ひも状の細い枝を分岐し、地に接する節から発根す
る。葉は3~6cmの円形、淡緑色で葉縁は鈍鋸歯があり、表面には突起が
ある。花は非常に小さく、葉腋に群生する。吊り鉢に適し、耐陰力があ
る。葉径1~2cmの小型種もある。
ミズ属(ピレア属)Pilea
世界の熱帯、温帯に200種以上がある。このうち日本にも数種自生する。
熱帯産のものがほとんどで、温室内や下草や鉢植えとして、小型の愛ら
しい葉を観賞する。とくにミニ観葉としてテラリウムに多用される。
一年草または多年草でまれに小低木もある。匍匐性のものが多く、葉は
対生し、全縁または鋸歯縁。通常3脈である。

ツグミ(鶫)

2008年02月15日 | Weblog
紫波町のツグミ(鶫)&陣ケ岡公園/蜂神社 2007年2月7日



2007年2/7(水)、マイカーで東北自動車道を北上し、紫波町の陣ケ岡公園/蜂神社に行きました。東北本線と高速道路の間にあって、JR古館駅の近くにあるこの場所は由緒ある史跡のようです。
 この陣ケ岡公園/蜂神社の近くで「ツグミ(鶫)」と思われる小鳥を見つけました。
ツグミ(鶫)スズメ目 ツグミ科(Turdus raumanni) Dusky Thrush
平地から山地の林、農耕地、川原、樹木と芝地や植栽の多い公園などに生息する冬鳥。体長は24cmほど。
群れになって秋に渡来し、以後、採食場の食料の量によって、群れで生活するものと、1羽で生活するものとがいる。

地上を跳ね歩いては、立ちどまって胸を張る。この動作を繰り返しながら、土中からミミズ類や昆虫類の幼虫などを採食する。木の実もよく食べる。

雌雄同色。雌雄、年齢の識別は困難。固体変異があるが、上面はほぼ褐色で、翼は茶褐色。眉斑は白っぽい。体下面は白っぽく、黒い斑がある。雄は雌よりも、全体の茶色と黒色が比較的濃く、はっきりしていると思われる。(頭頂から背、肩羽、耳羽は黒く、雨覆は茶色、風切と尾羽は黒褐色。眉斑と頬、喉は白い。胸から脇腹は黒く、白い羽縁がある。嘴は黒く、基部は黄色。足は赤黒い。)
紫波町陣ケ岡公園(陣ケ岡史跡)/蜂神社 2007年2月7日









この説明版には、「康平5年 源頼義義家 安倍貞任のさらし首」「文治5年 源頼朝 泰衡のさらし首」と書いてありました。