peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

シュロチク(棕櫚竹)

2008年02月27日 | Weblog
JR仙台駅のシュロチク(棕櫚竹)
 2008年2月27日







2008年2月27日(水)、仙台市青葉区星陵町1番1号にある東北大学
病院に行くために、JR一ノ関駅前から東北急行バス(東日本急行)
でJR仙台駅前まで行きました。一関付近は雪で真っ白だったのに、
長者ガ原SAあたりは雪が降った様子がありませんせした。
2月21日付「岩手日報」の時事川柳に「三寒の次も四温でなく三寒」
(盛岡・松浦流酔)というのが掲載されていましたが、一関地方は
この川柳のような状況です。
仙台市営バスに乗る前にJR仙台駅に立ち寄ったところ、警察官詰所
がある所に「シュロチク(棕櫚竹)」の鉢植えが飾られていました。






シュロチク(棕櫚竹)ヤシ科 シュロチク(ラピス)属
Rhapis humilis
中国南部(東南アジア熱帯雨林気候区)原産の常緑低木。日本には
江戸時代に入ったとのこと。ふつう鉢植えにするが、カンノンチク
(観音竹)より寒さに強いので、暖地では庭にも植えられている。
全体にカンノンチクよりほっそりした感じで、葉の切れ込みの数も
多い。高さは1~5m。葉は半円形で掌状に深く切れ込む。小葉は長さ
15~25cmの線形で、10~20個あり、カンノンチクより幅が狭く、先は
細くなる。縦ひだは目立たない。
花期は7~8月。淡黄色の小さな花が穂になってつく。雌雄別株。
シュロチク(ラピス)属Rhapis
東南アジアから中国にかけて約20種がある。株立ちでよく叢生する。
高さ1~5m。園芸品種も多く、環境や土壌によっても変化する。雌雄
異株。雌株は雌花と両性花をつけるので、原則として雌株だけで結実
する。

レックスベゴニア「ペルシャン・スワール」

2008年02月27日 | Weblog
花と泉の公園「ベゴニア館」のレックスベゴニア
「ペルシャン・スワール」 2008年2月17日



2008年2月17日(日)、一関市花泉町老松にある花と泉の公園
「ベゴニア館」に、「ペルシャン・スワール」と思われるレックス
ベゴニアがありました。




レックスベゴニア「ペルシャン・スワール」
シュウカイドウ(ベゴニア)科 シュウカイドウ(ベゴニア)属
Rex-hybrida'Persian swirl'
交配親はRoyal Swirl seedling。1976年カーテューツ(Kartuz)氏
の発表。横走型。葉は中型で、青みがかった銀白色地で中心部は濃紫
色。葉縁は紫茶褐色。花は淡桃色。
[誠文堂新光社発行「ベゴニア百科」(日本ベゴニア協会・編)より]
レックスベゴニアインド、アッサム地方原産の根茎性ベゴニアB.rexが19世紀半ば
に英国に輸入されカタヤーナ(B.cathayana)、デコラ(B.decora)、
デリキオーサ(B.dericiosa)、ハタコア(B.hatacoa)などアジア産
の根茎性ベゴニアが交配されて成立した園芸品種群。
原種のB.rexは、1856年、英国のシモン氏がインドのアッサムから輸
入したラン(蘭)の葉鞘に偶然挟まっていたものをベルギーの園芸家
ジーン・リンデン氏が見つけ、これを10,000フランで買い取ったとい
う。当時ヨーロッパでは、園芸熱急上昇中であり、高額で売買され、
大儲けしたと言われている。レックスとは「王者」、又は「華麗な」
の意味をもち、ヨーロッパで紹介された時の驚きがうかがえる。
レックスベゴニアの葉はとても美しく、緑、黄緑、濃緑、赤・桃・銀白色・
紫・茶色・その他、濃緑色の地に銀白色の大小さまざまな斑点、水玉模
様など色彩の変化に富んでいる。葉の表面の凹凸や微毛、光の強さや
視点によって金属光沢やベルベットな感じなどさまざまな質感を表現
する。花は小さいが強健で、比較的弱い光線でも良く育つのが特徴。
(http://kamoltd.co.jp/fuji/begophot5.html[レックスベゴニア]より)