peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩町「舘山公園」のマンサク(満作) 2009年2月5日

2009年02月06日 | Weblog
一関市千厩町「舘山公園」のマンサク(満作)
 2009年2月5日






2009年2月5日(木)、朝から天気がよいので、一関市千厩町に
ある舘山公園に寄ってみました。ここは中世の城(千厩城)跡で
現在は公園になっています。
暖かい日が続いたので、マンサク(満作)の花が咲いているだろう
と思ったのですが、咲きはじめたばかりでした。













マンサク(満作)マンサク科 マンサク属
Hamamelis japonica
山地に生える落葉小高木。早春、山では一番早く花を咲か
せて、春の訪れを告げる木である。花の少ない時期におもし
ろい形の花が咲くので、庭や公園などにもよく植えられてい
る。

高さはふつう2~6mほどになる。葉は互生し、長さ5~10㎝、
幅3~7㎝の菱形状円形または広卵形で、平行に並んだ脈が目
立つ。質は厚く、表面はやや皺があり、裏面の脈上に星状毛
がある。葉の先はやや三角状に尖り、基部は左右の形が異な
る。縁の上部に波状の粗い鋸歯があり、下部は全縁。秋には
美しく黄葉する。

2~4月、葉が出る前に黄色の花が数個ずつ集まって咲く。
花弁は4個あり、黄色のリボンのようで1~1.5㎝、幅2㎜ほど
の線形。ややねじれている。雄しべは4個で短く、内側に4個
の仮雄しべがある。雄しべの葯は暗赤紫色。雌しべは1個で、
花柱は2つ分かれる。萼は4裂する。萼片は長さ約3㎜の楕円
形で反り返り、内側は暗赤紫色で、外側には褐色の短毛が
密生する。
果実(果)は直径1㎝ほどの卵状球形で、萼片が残り、外
側に短い腺毛が密生する。熟すと2つに裂けて光沢のある黒い
種子を2個はじき飛ばす。

和名は、黄色の花が枝いっぱいに咲くので「豊年満作」から
きたという説と、「まず咲く」がなまったという説がある。
 分布:本州(主に太平洋側)、四国、九州。

北海道西南部から本州の日本海側に多く分布する
マルバマンサク(丸葉満作)var.obtusataは、葉がほぼ
円形で、先はまるい。花はふつう黄色だが、花弁の基部が
赤みを帯びるものがあり、ニシキマンサクという。

一関市千厩町「舘山公園」のマンサク(満作) 

2009年02月06日 | Weblog
一関市千厩町千厩「舘山公園」のアカバナマンサク(赤花満作)
/マンサク(満作) 2008年3月4日





2008年3月4日(火)、一関市千厩町千厩の舘山公園に寄ってみました。
2月6日には1輪も咲いていなかったマンサク(満作)の花が、沢山咲い
ていました。アカバナマンサク(赤花満作)が多くて、黄色い花の満作
は見つけられませんでした。











マンサク(満作)/アカバナマンサク(赤花満作)

2009年02月06日 | Weblog
一関市千厩町舘山公園のマンサク(満作)
/アカバナマンサク(赤花満作) 2008年2月6日






2008年2月6日(水)、一関市千厩町千厩に行ったついでに「舘山公園」
に寄ってみました。2月に入り、日中は暖かい日が続いているので、マン
サク(満作)が花を咲かせているのではないかと思ったからです。
残念ながら、今年は未だ一輪も花が咲いていませんでした。

この公園には、普通のマンサクより、アカバナマンサク(赤花満作)の
方が多く植えられておりますが、見頃は2月末頃になるのでしょうか。







一関市千厩町舘山公園のマンサク(満作)
/アカバナマンサク(赤花満作) 2007年2月20日





2007年2/20(火)、朝から晴れて風もなく、初夏のような陽気になり
ました。2/2(金)に千厩町千厩の舘山公園で見たマンサク(満作)の
花びらがたいへん赤いので普通のマンサクではないと思っていましたら、
「アカバナマンサク(赤花満作)」だったようです。花びらが黄色い普
通のマンサク(満作)も花を開いていました。
















一関市千厩町舘山公園のマンサク(満作) 2007年2月2日



2007年2/2(金)、暖かな日が続いていたのに、急に雪が降って、
山も野原も街中も雪化粧したこの日、一関市千厩町千厩にある中世
の「千厩城跡」である「舘山公園」に行ってみました。 1月22日に
行ったとき、蕾が大きく膨らんでいた「マンサク(満作)」が花を
咲かせていました。



平成19年(2007年)2月3日(土)付「岩手日日」に、”雪景色 よう
やく 本格的な冬に 一関、今冬最高の積雪9センチ”の見出しで、下記
の通りの記事が掲載されました。

”2日の一関・両磐地方は、冬型の気圧配置の影響で断続的に雪が降り続
き、今冬初の本格的な雪模様となった。盛岡地方気象台によると、一関で
18日ぶりの積雪となる今冬最高の9センチを記録。祭畤(まつるべ)でも
積雪が60センチ(午後8時現在)に達し、雪不足のため1月31日から滑走で
きなくなっていた一関市厳美町字祭畤のスキー場「祭畤スノーランド」も、
十分な積雪が確保できたため、2日から2つあるリフトの運行を再開した。

 一面の冬景色となった同市の中心市街地では、商店街の関係者らが「今
年は雪が少ないので、雪かきをするのも久しぶり」と語り、歩道の雪かき
に追われていた。

同気象台によると、県内陸部は3日から冬型の気圧配置が緩み、再び暖か
な気候が続く見通し。”







一関市千厩町舘山公園のマンサク(満作) 2007年1月22日


一関市千厩町舘山公園のマンサク(満作) 2007年1月22日
毎日暖かい日が続くので、もしかして一関市千厩町千厩の舘山公園
に植えられている「マンサク(満作)」も花を咲かせているのではな
いかと思って行ってみました。
例年にないほど蕾が膨らんでいましたが、まだ咲いてはいませんで
した。しかし、後5日ぐらいもこの暖かさが続けば咲き出すように見
えました。






一関市千厩町の舘山公園とマンサク(満作)の果実
 2005年11月6日


2005年11月6日(日)、千厩病院に見舞いに出かけたついでに、新婚時
代に何度か登ったことがある舘山公園に行ってみました。今は、中世に
千厩城があったという城跡まで自動車で行けるので楽ちんでした。

この舘山公園は、千厩町の中心街を一望できる高台にあり、桜だけでも
ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラなど数種類の桜が植栽されて
います。これらの桜が順に咲きはじめるので、お花見の時期が長く楽しめ
ます。(開花時期は4月下旬~5月上旬)

城跡には、ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)の花が咲いていました。
シャリンバイやマンサクの果実も目に付きました。





マンサク(満作)マンサク科 マンサク属
 Hamamelis japonica
名前の由来については、黄色の花が枝いっぱいに咲くので「豊年満作」
からきたという説と、春一番に花が咲くので「まず咲く」がなまったと
いう説とがある。

山地に生える落葉小高木。花の少ない時期に面白い形の花が咲くので、
庭や公園などにもよく植えられている。高さはふつう2~5m。

葉は互生し、長さ5~10cmの菱形状の円形または広卵形で、平行に並ん
だ脈が目立つ。葉の先はやや三角状に尖り、基部は左右の形が異なる。
ふちに波状の粗い鋸歯がある。

花期は2~4月。葉が出る前に黄色の花が数個ずつ集まって咲く。花弁
は4個あり、長さ1~1.5cm。幅2mmほどの線形。萼片の内側と雄しべの葯
は暗紫色。 果実(果)は直径1cmほどの卵状球形。
分布:北海道(南部)、本州、四国、九州

なお、北海道西南部から本州の日本海側に分布する「マルバマンサク
(丸葉満作)var.obtusata」は、葉がほぼ円形で、先は丸い。花はふつ
う黄色だが、花弁の基部が赤みを帯びるものがあり、「ニシキマンサク
(錦満作)」という。 

北上市詩歌の森公園のアカバナマンサク(赤花満作)

2009年02月06日 | Weblog
北上市「詩歌の森公園」のアカバナマンサク(赤花満作)
 2007年2月22日



2007年2/22(木)、北上市立中央図書館(北上市本石町2丁目5-35)に行きました。隣接する「詩歌の森公園」のトイレ側に植栽されている「シナマンサク(支那満作)」がちょうど見ごろを迎えていましたが、それらの中に1株だけ、「アカバナマンサク(赤花満作)」が花を咲かせていました。












アカバナマンサク(赤花満作)マンサク科 マンサク属 Hamamelis japonica var.obtusata f.incarnata


マンサク(満作)/シナマンサク(支那満作)

2009年02月06日 | Weblog
奥州市慶徳公園のシナマンサク(支那満作)
 2008年3月20日





2008年3月20日(木)、奥州市水沢区に出かけたので「慶徳公園」に
立ち寄ってみました。ここ数年、毎年のように見ている「マンサク(
満作)」が今を盛りと咲いていました。枯れた葉が沢山ついていたの
で「シナマンサク(支那満作)」だと思います。






北上市「詩歌の森公園」のシナマンサク(支那満作)
 2007年2月22日




2007年2/22(木)、北上市立中央図書館(北上市本石町2丁目5-35)
に行きました。天気もよく暖かい日だったので、隣接する「詩歌の森
公園」を歩いてみました。「シナマンサク(支那満作)」と思われる
マンサクが今を盛りと咲き誇っていました。昨年に比べて1月は早い
ようです。









奥州市水沢区慶徳公園のマンサク(満作)
 2007年1月30日





2007年1/30(火)、朝から晴れて、風もなく、よい天気なので、
奥州市水沢区にある「慶徳公園」に行ってみました。ここには、
例年、よその所にあるものよりもかなり早く咲くマンサク(満作)
が植えてありますので、もしかしたら咲いているのではないかと
思ったからです。
やはり咲いていました。2~3株だけですが、「シナマンサク(支
那満作)」と思われるものが沢山花開いていました。
私の手持ちの図鑑には”中国原産のシナマンサクは、花に芳香が
あり、葉の右半分と左半分の大きさが違い、枯れ葉が花期まで枝に
残ることが多いので区別しやすい。”と書かれていました。







マンサク(満作)マンサク科 マンサク属
 Hamamelis japonicaほか
山地に生える落葉小高木~落葉低木。花の少ない時期におもしろい
形の花が咲くので、庭や公園などにもよく植えられている。

ふつうの自生種のマンサクの樹高は、ふつう2~5m。(大きいのは
6~7mにもなるという)。花弁の基部が赤紫色で長さ約2cm。葉は互
生し、長さ5~11cmの菱形状の円形または広卵形だが、地域差があり、
葉形の違いによって「オオバマンサク(大葉満作)」「マルバマンサ
ク(丸葉満作)」「アテツマンサク」などと区別される。

平行に並んだ脈が目立つ。葉の先はやや三角状に尖り、基部は左右
の形が異なる。縁には波状の粗い鋸歯がある。

花期はふつう2~5月。葉が出る前に黄色の花が数個ずつ集まって咲く。
花弁は4枚あり、黄色いリボンのようで、咲きはじめは花びらが縮んで
ややねじれている。(長さ1~1.5cm、幅2mmほどの線形)。萼片の内側
と雄しべの葯は暗紫色。果実は直径1cmほどの卵状球形。黄葉も美しい。
分布:本州(関東地方西部以西)~九州

北海道西南部から本州の日本海側に分布する「マルバマンサク(丸葉
満作)var.obtusata」は、葉がほぼ円形で、先は丸い。花はふつう黄色
だが、花弁の基部が赤みを帯びるものがあり、「ニシキマンサク(錦満
作)」と呼ばれる。

中国原産の「シナマンサク(支那満作)」は、花期は1~3月。花に芳香
があり、葉の右半分と左半分の大きさが違い、枯れ葉が花期まで枝に残る
ことが多いので区別しやすい。

名は似ていても、「トキワマンサク(常磐満作)」は近縁の別属種(常
緑樹)で、5月ごろ黄白色の花が下向きに咲く。

名前の由来については、黄色い花が枝いっぱいに咲くので、「豊年満作」
からきたという説と、春一番に花が咲くので「まず咲く」がなまったとい
う説とがある。