peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

レモン(檸檬) 2009年2月14日

2009年02月16日 | Weblog
岩手県立花きセンターのレモン(檸檬)
 2009年2月14日





2009年2月14日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原
字頭無2-1)の本館のそばにある「研修温室」に行きました。
果実を付けているレモン(檸檬)の木が花を咲かせていました。






岩手県立花きセンターのレモン(檸檬)
 2007年12月21日






2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
に行きました。本館がある方にある「研修温室」に「レモン(檸檬)」
の実がついていました。名札には「レモン Citrus limon Burnt レモン科
原産地:インド」と書かれていました。
温室の入口に掲示されている「この実なんの実?きになる実??」の中
に、レモン(檸檬)も入っていました。




レモン(檸檬)ミカン科 ミカン属 Citrus limon
ヒマラヤ西部、マレーシア(インド)原産の常緑小高木
で、高さ4~6mほどになる。トゲ(刺)のあるものやない
ものがある。葉は長さ約10㎝の菱形状の楕円形で、鋸歯は
ほとんど目立たず、葉柄に翼がない。葉には透明な油点が
あり油を分泌する細胞がある。このため葉に香りがある。
葉裏を透かして見ると油点が白く見える。

5月頃、直径2~4cm、花弁の外側が淡紅紫色を帯びた白色
の5弁花を開く。20~40個の雄しべが円筒状に集まって雌
しべを囲んでいる。
果実はふつう長さ8~9cmの長楕円形の液果で、約150gに
なる。先端は乳頭状に突き出る。果皮は鮮黄色。果肉は多
汁で香りが高く、酸味が強い。爽快な香りが特徴で料理の
香味料やジュースにする。種子は長さ約12mm。

インドからアフリカを経てヨーロッパに伝えられたとい
われており、冬暖かく、夏は乾燥する気候を好む。主産地
は米国のカリフォルニアやシシリー島などの地中海地方。

日本には明治初年にアメリカから導入されたということ
ですが、気候的に合わず、広島県地方でわずかに栽培され
ているが生産量は少なく、売られているのはほとんどが輸
入品とのこと。