「内沼」は、1985(昭和60)年、釧路湿原に続き、国内2番目
のラムサール条約に登録された宮城県栗原市の伊豆沼・内沼の
内沼のことで、周囲約16km、400haの沼周辺は国内最大のマガン
の越冬地として知られています。
「伊豆沼・内沼」については、下記の栗原市のホームページ
をご覧下さい。
http://www.kuriharacity.jp/
画像1:ハクチョウたちに餌をやる親子 オオハクチョウだけ
でなく、オナガガモなども沢山寄って来ます。
画像2:オオハクチョウの成鳥 成鳥は全身が白く、
頭は長く、嘴(くちばし)は良く似たコハクチョウ
と比べて黄色の部分が大きくて、黒色の部分へ食い
込んでいるものが多いというが、黄色と黒色の入り
方に個体変異があるという。手前のほうにいるのは、
オナガガモ(尾長鴨)。
画像3:オオハクチョウの幼鳥(若鳥) 幼鳥は全体
が灰褐色で、嘴の基部は白っぽい。成長するにつれて、
嘴が黄色味を帯びて、目のまわりなども白さが増して
くるという。ハクチョウ類の足には水かきがある。
画像4:オオハクチョウの幼鳥(若鳥)
画像5:頸(くび)をまっすぐにのばして鳴き交わして
いる成鳥。タンチョウヅルのように成鳥のつがいが良く
鳴き交わすようです。越冬中は沢山集まって群れをつく
ることが多いそうです。
オオハクチョウ(大白鳥)カモ目/カモ科
Cygnus cygnus 英名:Whooper Swan
時期・環境・行動:9~10月に主に千島列島経由で北海
道東部に入ってきたものが、徐々に本州まで南下し、湖
沼、河川、内湾、河口などで休息したり、居つく。越冬
地では餌付けしているところが多い。
大半は朝の10時頃までにはねぐらから水田などの採食場
へと飛んでいき、午後3時頃に帰ってくる。食物は水草や
その根、青草、落ち穂など植物質のものが多い。十分に
食べると頭を背に乗せて休息する。
声:甲高い大きな声で「コォー」と1声、または続けて
鳴く。雌雄のディスプレイのときには激しく鳴き交わす。
そのほか「ココココ」と鳴く。
特徴:雌雄同色。水面上では胸から上が出ていて頸が
長い。全体に白色だが、胸から上が錆色のものがいる。
これは、繁殖地や越冬地で、鉄分が多い湿地などに頸を
突っ込んで採食したときに付いた色。コハクチョウや
カモ類の中にも同じ汚れのついているものがいる。
(以上、山渓ハンディ図鑑7「日本の野鳥」より転載)
一関市磐井川のオオハクチョウ(大白鳥)
2007年1月28日
2007年1/28(日)、一関市街地を流れている磐井川に架かる
上ノ橋付近に毎年やって来るオオハクチョウ(大白鳥)など
を見に行って来ました。
オオハクチョウは40~50羽ほどいましたが、これらに混じっ
てオナガガモなども沢山いました。
毎日暖かい日が続いていて、日中は春が来たのではないかと
思うほどですので、親子連れなどが来て餌をやっていました。
一関市磐井川のオオハクチョウ(大白鳥)Whooper Swan
2007年1月3日
2007年1月3日(水)、一関市の磐井川の上ノ橋の辺りに
オオハクチョウ(大白鳥)が沢山来ていました。天気が良
いこともあり、親子連れなどが来て餌を投げ与えていました。
オオハクチョウ(大白鳥) カモ目 カモ科
Cygnus cygnus
9~10月に主に千島列島経由で北海道東部に入って来て、徐々
に本州まで南下する渡り鳥(冬鳥)。越冬中は沢山集まって群
れをつくることが多いので、越冬地では餌付けしているところ
が多い。
雌雄同色で、体長は140cmぐらいで全体が白い。頸は長く、陸
に立つとダイサギと同じくらいの背丈だが、本種は体のわりに
足が短めで体は太い。サギ類は頸と体がずっと長めで細い。
足は黒く、黒い水かきがある。幼鳥は全体が灰褐色で、嘴の基
部は白っぽい。
オオハクチョウによく似たコハクチョウとの相違は嘴で、オ
オハクチョウの嘴はコハクチョウと比べて黄色の部分が大きく
て、黒の部分へくい込んでいるが、黄色と黒色の入り方に固体
変異がある。
水面上では胸から上が出ていて頸が長い。全体に白色だが、
胸から上が錆色のものがいる。これは、繁殖地や越冬地で、
鉄分が多い湿地などに頸を突っ込んで採食したときについた
色だという。コハクチョウやカモ類の中にも同じ汚れのつい
ているものがいる。
大半は朝の10時頃までにはねぐらから水田などの採食場へ
飛んで行き、午後3時頃に帰ってくるという。食物は水草や
その根、青草、落ち穂など植物質のものが多い。十分に食
べると頭を背に乗せて休息する。
頸を真っ直ぐに伸ばして飛び、声をよく出す。鳴き声は甲
高い大きな声で「コォー」と1声、または続けて鳴く。雌雄
のディスプレイのときには激しく鳴き交わす。そのほか
「ココココ」と鳴く。
2007年1月28日
2007年1/28(日)、一関市街地を流れている磐井川に架かる
上ノ橋付近に毎年やって来るオオハクチョウ(大白鳥)など
を見に行って来ました。
オオハクチョウは40~50羽ほどいましたが、これらに混じっ
てオナガガモなども沢山いました。
毎日暖かい日が続いていて、日中は春が来たのではないかと
思うほどですので、親子連れなどが来て餌をやっていました。
一関市磐井川のオオハクチョウ(大白鳥)Whooper Swan
2007年1月3日
2007年1月3日(水)、一関市の磐井川の上ノ橋の辺りに
オオハクチョウ(大白鳥)が沢山来ていました。天気が良
いこともあり、親子連れなどが来て餌を投げ与えていました。
オオハクチョウ(大白鳥) カモ目 カモ科
Cygnus cygnus
9~10月に主に千島列島経由で北海道東部に入って来て、徐々
に本州まで南下する渡り鳥(冬鳥)。越冬中は沢山集まって群
れをつくることが多いので、越冬地では餌付けしているところ
が多い。
雌雄同色で、体長は140cmぐらいで全体が白い。頸は長く、陸
に立つとダイサギと同じくらいの背丈だが、本種は体のわりに
足が短めで体は太い。サギ類は頸と体がずっと長めで細い。
足は黒く、黒い水かきがある。幼鳥は全体が灰褐色で、嘴の基
部は白っぽい。
オオハクチョウによく似たコハクチョウとの相違は嘴で、オ
オハクチョウの嘴はコハクチョウと比べて黄色の部分が大きく
て、黒の部分へくい込んでいるが、黄色と黒色の入り方に固体
変異がある。
水面上では胸から上が出ていて頸が長い。全体に白色だが、
胸から上が錆色のものがいる。これは、繁殖地や越冬地で、
鉄分が多い湿地などに頸を突っ込んで採食したときについた
色だという。コハクチョウやカモ類の中にも同じ汚れのつい
ているものがいる。
大半は朝の10時頃までにはねぐらから水田などの採食場へ
飛んで行き、午後3時頃に帰ってくるという。食物は水草や
その根、青草、落ち穂など植物質のものが多い。十分に食
べると頭を背に乗せて休息する。
頸を真っ直ぐに伸ばして飛び、声をよく出す。鳴き声は甲
高い大きな声で「コォー」と1声、または続けて鳴く。雌雄
のディスプレイのときには激しく鳴き交わす。そのほか
「ココココ」と鳴く。