peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「千厩秋の山野草展」のトキワシノブ(常盤シノブ)

2010年11月03日 | 植物図鑑

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2010年10月17日(日)、千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「千厩秋の山野草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中だったので、見に行ってきました。会員が丹精込めて育てた山野草が100鉢以上展示されていましたが、それらの中にトキワシノブ(常盤シノブ)が1鉢だけありました。

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トキワシノブ(常盤シノブ) シノブ科 キクシノブ属 Humata tyermannii(=Davallii tyermanniii)

英名:bear's foot fern。中国南部~インド原産の常緑多年草(常緑性シダ)。和名のトキワ(常盤)は、常緑の意味。背丈は15~30㎝、横幅15~35㎝ほどになる。銀白色の毛で覆われた根茎が、岩上や樹幹上にシノブと同じように長く伸びて這う。本種は、九州以北では夏緑性、沖縄では常緑のシノブと別の属(キクシノブ属)に分類されているが極めて近縁。

用途:小~中鉢、吊り鉢。管理:半日陰の空中湿度が高い環境を好む。水ゴケ植えにして乾かさないように育てれば特に難しいことはない。雨の当たらない場所に置いている株は、たまに葉水を与えるとみずみずしさを保てる。耐寒性はシノブよりやや弱く、室内での越冬が無難。東京以西では戸外でも越冬可能。その他はシノブの管理に準ずる。

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-k/naiyou/sinobu-tokiwa.htm [トキワシノブ]

http://garden-vision.net/ornamental_plants/s_line/shinobu.html [シノブ(トキワシノブ) 新・花と緑の詳しい図鑑]

http://www.gardenxgarden.com/p/wt-koke-tokiwasinobu.html [「苔玉(トキワシノブ)」の育て方(水やり、肥料、病気、害虫対策など)]

http://www.kodawari-hana.com/?pid=4851437 [トキワシノブと洋シノブ-こだわりの花 花工房匠]


「千厩秋の山野草展」の羊歯植物・ハゴロモヒトツバ(羽衣一つ葉)

2010年11月03日 | 植物図鑑

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2010年10月17日(日)、千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「千厩秋の山野草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中だったので見に行ってきました。会員が丹精込めて育てた山野草が100鉢以上展示されていましたが、それらの中にハゴロモヒトツバ(羽衣一つ葉)と思われるものが1鉢だけありました。

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ハゴロモヒトツバ(羽衣一つ葉) ウラボシ科 ヒトツバ(ピロシア)属 Pyrrosia lingua (Thunb.)Farwell f.monstrifera Tagawa

英名:Japanese felt fern。原産地:中国、朝鮮、日本(関東南部以西)~タイ、ヒマラヤ。

ヒトツバ(一つ葉)は、日本の山野にも自生するシダ(羊歯)植物で、やや乾いた岩面や樹幹に着生する。葉は主に長披針形~長楕円形、革質で厚く、裏面は密な毛で覆われ、初め灰白色で、後になって淡褐色に変化する。

生薬名:セキイ(石韋)。秋に全草を採取、乾燥させ利尿に用いる。中国では尿路結石・腎炎などの治療などに用いられる。

古典植物なので、品種が大変多く、葉の先端が叉状に分裂して獅子葉となるシシヒトツバ、周辺に深い切れ込みが入るハゴロモヒトツバ、葉が波状にくねるエボシヒトツバ、黄緑色の縞が入るフイリヒトツバなど多彩。和製観葉植物にふさわしい植物である。用途:小~中鉢、花壇。管理:性質は強健で、栽培は容易。乾燥にも強い。繁殖は株分け。

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1165.html [ヒトツバ、園芸ナビ 植物図鑑]

ハゴロモヒトツバは、常緑性のシダ植物・ヒトツバの奇形的な品種で、葉の下部の縁が鋸歯のようになっているのが特徴だが、同じ株でも、必ずしも明瞭に葉がそうなっているわけではないという。

http://wandermountain.fc2web.com/hagoromohitotsuba.html [Wander- ハゴロモヒトツバ]

http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php?plant_id=8809 [oNLINE植物アルバム~ハゴロモヒトツバ~]

http://www.ne.jp/asahi/sunsun/tanpopo/tokutyo,bunpu/tokutyou/hagoromohitotuba242.html [ハゴロモヒトツバ(ウラボシ科ヒトツバ属)]


「千厩秋の山野草展」の羊歯植物・モミジヒトツバ(紅葉一つ葉)

2010年11月03日 | 植物図鑑

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2010年10月17日(日)、千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「千厩秋の山野草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中だったので、見に行ってきました。会員が丹精込めて育てた山野草が100鉢以上展示されていましたが、それらの中に羊歯植物のモミジヒトツバ(紅葉一つ葉)が1鉢だけありました。

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モミジヒトツバ(紅葉一つ葉) ウラボシ科 ヒトツバ(ピロシア)属 Pyrrosia polydactyla

ヒトツバの仲間で、台湾原産の常緑多年草(シダ=羊歯植物)。葉は鳥足状に5~7裂し、モミジ(紅葉)の葉のような形で、厚く、革質。葉の裏面は密に毛に覆われ、灰白~赤褐色、表面にも少し毛がある。着生種で、根茎は短く横に這い、葉は密に出る。鉢植えとして観賞する。管理:性質は強健で、耐陰性があり乾燥にも強い。明るければ窓際でも育つが、西日の当たらない風通しのよい場所に置く。暖地では戸外で管理可能。最低気温3~5℃必要。繁殖は株分け。

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-k/naiyou/momizihitotuba0.htm [モミジヒトツバ]

http://g-kamu.com/htm/momijihitotuba.htm [「モミジヒトツバ」(ピロシア・ポリダクティリス)-Pyrrosia polydactylia-]

http://www.bonsaimyo.com/products/detail313.html?PHPSESSID=d884dce0406e1f34b3c0a7a70e91d167 [モミジヒトツバの販売/小品盆栽の通販、盆栽妙]

http://bonsou.exblog.jp/12339459/ [<盆草遊楽>:2009.長月秋風14 モミジヒトツバ]