peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩町の紅葉したドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)

2010年11月12日 | 植物図鑑

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2010年11月7日(日)、一関市千厩農村勤労福祉センター(千厩町千厩字町浦97-1)に立ち寄りました。きれいに刈り込みされたドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)が真っ赤に紅葉していました。

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ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Erikianthus perulatus

山地に生える落葉低木。春は花、秋は紅葉が美しいので、庭木や公園樹、街路樹などとして各地に広く植えられている。よく枝分かれして高さ1~3mになる。葉は枝先に輪生状に集まって互生し、長さ2~4㎝の倒卵形~倒披針形で、先は急に尖り、縁に細鋸歯がある。

4~5月、葉が開くのとほぼ同時に白い壺形の小さな花を散形状に枝先に吊りさげる。花は長さ7~8㎜。分布:本州(房総半島南部、天城山以西)、四国、九州。

葉の幅が広いものをヒロハドウダンツツジvar.japonicusという。ドウダンツツジの仲間は紅葉が美しい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32924520&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)の紅葉]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/404fa16ebaa94cf3a92d47b3638548e3 [peaの植物図鑑:ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星躑躅]


一関市室根山のヤクシソウ(薬師草)

2010年11月12日 | 植物図鑑

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2010年10月17日(日)、一関市の室根山(室根町折壁)に行きました。国道284号線から蟻塚公園を経て頂上を目指しました。「室根神社参道入口」の石製案内板がある前の道を100mほど登った所の道路脇にヤクシソウ(薬師草)が黄色い花を沢山咲かせていました。

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ヤクシソウ(薬師草) キク科 オニタビラコ属 youngia denticulata

山野の日当たりのよい所に生える多年草(2年草)。よく枝分かれして、高さ30~120㎝になる。根生葉は花の頃には枯れている。茎につく葉は互生し、長さ5~10㎝、幅2~5㎝の長楕円形で薄く、切ると白い乳液を出す。基部は後方に大きく耳状に張り出して茎を抱いている。

花期は8~11月。</strtong>枝先や上部の葉のつけ根に直径1.5㎝ほどの黄色の頭花を多数つける。頭花には筒状花はなく、舌状花だけでできている。舌状花の数は10個以上。花の咲いた後は下を向き、黒っぽい総苞と白い冠毛が目立つ。

葉が羽状に深く切れ込むものをハナヤクシソウ f.pinnatipartitaという。分布:北海道、本州、四国、九州。

ナガバノヤクシソウ(長葉の薬師草)Y.yoshinoiは岡山県の石灰岩地にだけ生える1~2年草。高さは30~40㎝。葉の基部は茎を抱かず、ヤクシソウのように耳状に張り出した部分はない。頭花は舌状花は5個。

和名の由来については、最初に薬師堂のそばで見つけられたからとか、薬用にされたからとか、葉が薬師如来の光背に似ているからとか、いろいろな説があるが、あまりはっきりしない。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]