2010年11月19日(金)、奥州市立えさし郷土文化館(江刺区岩谷堂字小名丸102-1)で開催中の「えさし郷土文化館開館10周年特別企画展・祈りの大地~縄文世界と土偶の神秘」を是非見学したいと妻がいうので、一緒に行きました。
http://www.esashi-iwate.gr.jp/bunka/ [えさし郷土文化館]
しかし、天気がとてもいいので、妻が特別展を見ている間、私は野外観察のため「向山展望台」の方へ行ってきました。
「館山史跡公園」の看板が立っている「向山団地」のそばの道路沿いに植えられているメタセコイアと思われる樹木がレンガ色に紅葉していました。
歴史公園・えさし藤原の郷:江刺区岩谷堂字小名丸86-1 20ヘクタールという広大なスケールを持つ平安建築群の歴史テーマパーク。映画や人気ドラマのロケ地としても有名で「みちのくのハルウッド」と呼ばれている。2009年NHK大河ドラマ「天地人」のロケ地でもある。東北特有の”城柵”や日本建築の美の代表”寝殿造”、民家など約120棟の建築物から樹木に至まで、厳密な時代考証を基に再現。900年前、この地で花開いた藤原文化の雰囲気に浸ることができる。9:00~17:00(冬期間は16:00閉園)。
お休み処・えさし藤原の郷:江刺区岩谷堂字小名丸86-1、食事:10:30~16:00、喫茶:10:00~16:00。
メタセコイア スギ科 メタセコイア属 Metasequoia glyptostroboides
アケボノスギともいう。1945年に揚子江の奥地(中国の四川省)で発見された落葉高木。それまで化石しか知られていなかったので、「生きた化石」として有名になった。原産地では高さ35m、直径2.5mになるものがある。公園などに植えられているが、材がもろく、強風で折れやすい。
幹は真っ直ぐに伸び、整った円錐形の樹形になる。樹皮は赤褐色で薄く剥がれる。葉は長さ約2㎝の線形で対生し、小枝は秋にレンガ色になった葉と一緒に落ちる。花期は2~3月。雄花序は黄褐色で長く垂れ下がる。雌花は緑色。雌雄同株。球果は直径2~2.5㎝ほどの卵状球形で、10月頃成熟して褐色になる。種子は倒卵形で幅の広い翼がある。用途:公園樹、並木、建築・器具材、薪炭。
よく似たラクウショウ(落羽松)Taxodium distichumは葉が互生する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E1%A5%BF%A5%BB%A5%B3%A5%A4%A5%A2[peaの植物図鑑:一関市東山町のメタセコイア/アケボノスギ]