peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

金ケ崎町片平丁「旧大沼家侍住宅」のアキグミ(秋茱萸) 2014年8月31日(日)

2014年09月01日 | 植物図鑑

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2014年8月31日(日)、ことしの6月29日(日)に落成式をして、7月1日(火)より開館した金ケ崎要害歴史館(胆沢郡金ケ崎町西根達小路2番地1)に行ってきました。その場所は金ケ崎町城内諏訪小路(旧金ケ崎要害)の北上川に架かる金ケ崎橋の近くでした。

隣接する片平丁・旧大沼家侍住宅に向かう道の傍に植えられているアキグミ(秋茱萸)の木が、赤く熟した小さな実をびっしりとつけていました。

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アキグミ(秋茱萸) グミ科 グミ属 Elaeagnus umbellata

山野の日当たりの良い所に生える落葉低木。河原や海岸にも見られる。群生することが多く、良く枝分かれして高さは2~3mになる。若枝は灰白色の鱗片に覆われる。葉は互生し、長さ4~8㎝、幅1~2㎝の長楕円状披針形で縁は全縁。葉の裏面と葉柄には白い鱗片が密生する。

4~5月、葉の付け根に黄白色の花が数個ずつ集まって咲く。萼は長さ5~7㎜の筒形で、外側には白い鱗片が密生する。はじめは白いが、後黄色に変わる。

グミの仲間は、全体に鱗片や星状毛があるのが特徴で、花には花弁はない。筒状の萼の先端が4裂して花弁のように見える。雄しべは4個で花糸は短く、萼筒の内側につく。雌しべは1個で、子房は萼筒の基部にある。花の後萼筒の下部が肥厚して液質になった部分が食べられる。

果実は直径6~8㎜の球形で、10~11月に赤く熟す。実は渋味があって生食には適さないが、果実酒にするといい。用途:庭木、器具材。分布:北海道(渡島半島)、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ、カラコルム。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41116173&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上市「詩歌の森公園」のアキグミ(秋茱萸)2012年10月1日(月)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38698912&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「釣山公園」のアキグミ(秋茱萸)2011年11月3日(木)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38443889&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上川学習交流館「あいぽーと」のアキグミ(秋茱萸)2011年10月8日(土)]


「金ケ崎要害歴史館」&ニガウリ/ゴーヤ 2014年8月31日(日)

2014年09月01日 | インポート

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(上と下)この日は日曜日なので混雑が心配でしたが、私たちが帰るまで数人が訪れただけで、ゆっくりと見学できました。秋田ナンバーの車(黄色い車)が駐車していました。

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2014年8月31日(日)、ことしの6月29日(日)に落成式をして、7月1日(火)より開館した金ケ崎要害歴史館(胆沢郡金ケ崎町西根達小路2番地1)に行ってきました。その場所は金ケ崎町城内諏訪小路(旧金ケ崎要害)の北上川に架かる金ケ崎橋の近くでした。

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(下)展示物は、金ケ崎町で発掘された埋蔵文化財をはじめ、いろいろなものがありました。中央部分にはこれらを紹介するためのビデオ装置がありました。

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(下)仙台領には21の要害があり、金ケ崎要害は仙台藩の北端を守る防御の要だったそうです。

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(下左)金ケ崎要害屋敷惣絵図・貞享年間(1684~1688)(宮城県図書館蔵)

(下右)城内諏訪小路地区(旧金ケ崎要害)航空写真 1997(平成9)年撮影

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(上)武家屋敷の模様が描かれていますが、この絵の通りのミニチュアが造られて展示されていました。

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(上)金ケ崎要害歴史館の北側にある片平丁・旧大沼家侍住宅(水曜日から日曜日公開)

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(下)西側に隣接する大松沢家庭園(水曜日から日曜日公開)

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(下)金ケ崎町観光協会発行のパンフレット「金ケ崎町観光ガイド」の表紙になっている大松沢家の門。

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(上と下)金ケ崎要害歴史館の東側に緑のカーテンとして植栽されているニガウリ/ゴーヤが黄色い花と実をつけていました。

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ニガウリ(苦瓜)/ゴーヤ ウリ科 ニガウリ属 Momordica charantia

和名はツルレイシ。熱帯アジア原産の一年草。東南アジアでは重要な果菜で、日本では沖縄や九州で栽培されてきた。ビタミンCやミネラルの含有量が極めて高いので、健康野菜として人気が高まり、最近は全国的に出回る。「ゴーヤ」という沖縄での呼び名も、よく知られるようになった。

最も普通に見られるものは、果皮が濃緑色をした中長タイプ。ほかに果皮が白く、いぼが丸味を帯びているシロニガウリ(白苦瓜)は、苦味が少ない。濃緑色のものも、白色のものも、熟すとオレンジ色になる。高さ:蔓が長く伸びる。植え付け適期:5月上・中旬に日当たりの良い適湿で、肥沃な土に苗を定植する。

花は普通黄色だが、品種によって白や赤紫の花が咲く。開花期:6~9月。果実の収穫:開花後、2~3週間すると収穫が可能。品種にもよるが15~20㎝に育った実を熟する前の緑色のうちにハサミなどで切り取る。実が熟すとタネの周りが赤色のゼリー状になって甘くなる。食べ方:炒め物、酢の物、ジュース、ゼリーなど。独特の苦味があるが、豆腐や豚肉との相性がよく、炒め物に向く。[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド21 野菜・果物」&成美堂出版発行「おいしい野菜づくり大図鑑(東京都農業試験場:監修)」より

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=43044487&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町渋民のニガウリ(苦瓜)/ゴーヤ 2013年9月3日(火)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40921593&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:花巻市&奥州市のニガウリ(苦瓜)/ゴーヤ 2012年8月5日(日)&8月12日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38194601&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のゴーヤ/ニガウリ(苦瓜)/ツルレイシ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35474815&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のツルレイシ/ゴーヤ/ニガウリ(苦瓜)]