2014年9月10日(水)、一関市東山町長坂字柴宿の県道19号(一関大東)線沿いにあるJR大船渡線柴宿駅(無人駅)に造られている花壇で様々な草花が花を咲かせていました。それらの中にオシロイバナ(白粉花)が赤い花を沢山咲かせていました。花が夕方咲くので、ユウゲショウ(夕化粧)の名もあるそうです。
オシロイバナ科 オシロイバナ(ミラビリス)属 Mirabilis:南アメリカ、中央アメリカの熱帯地に45種分布する多年草であるが、日本の寒地では地上部は枯れ、初夏に茎葉が伸びてくる。葉は対生。
オシロイバナ(白粉花) オシロイバナ科 オシロイバナ(ミラビリス)属 Mirabilis jalapa
熱帯アメリカ原産の非耐寒性多年草。暖地では冬越しして春に新芽を出すが、寒冷地では「一年草」として育てる。茎はよく分枝して大きな株に育ち、広卵形で先の尖った葉を対生する。大きな塊根状の根がある。7~10月、直径2㎝ほどの香りのいい花が咲く。花からは5本の雄しべと1本の雌しべが飛び出ている。花が夕方咲くので、ユウゲショウ(夕化粧)の和名がある。また、午後4時頃から花が開くので、英名も’フォーオクロック’four-o'clockと呼ばれる。
花弁状に着色している部分(花びらのように見えるの)は萼で、ピンク、紅紫色、白色、黄色の単色または絞り、染め分けがあり美しい。萼に見えるのは苞である。果実は球形で黒く熟し、中には白粉(おしろい)状の胚乳(粉末)が入っている。
栽培:暖地では宿根草になるが、寒さに弱いので一般には「一年草」として扱う。丈夫でこぼれダネでも殖える。移植を嫌うので、水はけのよい場所にタネを直(じか)播きにする。大株に育つので、支柱を立てる。繁殖は実生、こぼれ種子、挿し木、[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40992501&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のオシロイバナ(白粉花) 2012年8月29日(水)]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%8A [オシロイバナ(Wikipedia)]
http://yasashi.info/o_00019.htm [オシロイバナとは(ヤサシイエンゲイ)]
http://www.hana300.com/osiroi1.html [白粉花(おしろいばな)写真集:季節の花300]