2014年9月9日(火)、一関市大町の「銀座通り」とも呼ばれる道路沿いにある「ニコニコパーキング」の出入口(北上書房の隣)に植えられているヤブラン(藪蘭)/リリオペが、淡紫色の花を穂状(すいじょう)に付けていました。白縞葉の「フイリヤブラン(斑入り藪蘭)」のようです。
ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属 Liriope:多年草で、東アジアに数種が分布し、日本には3種がある。根茎は短く、葉は常緑で細く根生する。花は総状花序につき花柄に関節がある。花被片、雄しべともに6、子房上位、種子は紫黒色。良く似たジャノヒゲ属は子房中位、種子は碧色である。
ヤブラン(藪蘭) ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属 Liriope platyphylla
本州関東地方以南の日本、台湾、中国に分布する。常緑性で樹林の下草として群生する。光沢のある細長い葉(暗緑色で線形幅1㎝、長さ30㎝)が束になって根元から生え、、初秋の頃に葉の間から花茎を伸ばし、淡紫色の小花を穂状(すいじょう)に多数つける。別名:リリオペ、サマームスカリ。
良く栽培されるのはフイリヤブランで、黄覆輪葉と白縞葉(ヤブラン’ハクリュウ’)があり、和洋どちらの庭にもよく合います。
多少幅広の葉に、黄白色の覆輪のフイリヤブラン(斑入り藪蘭) Liriope platyphylla cv.Variegataが多く栽培されている。
栽培管理:日なたや日陰でも育つが、斑入りの葉を美しく保つには半日陰に植える。春先、新葉が伸びる前に古い葉を切り取る。繁殖は株分け。耐寒性もあり、丈夫でつくりやすい。花期:8~9月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
(下)西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_2148.htm [フイリヤブラン(四季の山野草)]
http://www.botanic.jp/plants-ha/fuyabu.htm [shu(^^)Homepage,フイリヤブラン(斑入り藪蘭)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=38325025&saved_changes=1&blog_id=82331[peaの植物図鑑:茨城県日立市「かみね公園」&フイリヤブラン 2011年9月15日(木)]