peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町「サハラガラスパーク」のサンショウ(山椒) 2014年9月6日(土)

2014年09月08日 | 植物図鑑

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2014年9月6日(土)、サハラ・ガラスパーク(一関市厳美町字滝ノ上263-1)に行きました。この店の「Cafe de verre(カフェ・ドゥ・ヴェール)という名のレストランの裏側に植えられているサンショウ(山椒)が赤く色づいた実を沢山付けていました。中から黒い種子が出ているものもありました。

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サンショウ(山椒) ミカン科 サンショウ属 Zanthoxylum piperitum

別名:ハジカミ山地に自生し、高さ2~4mになる落葉低木。枝や葉柄の基部に対生する刺がある。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は5~9対あり、長さ1~4㎝の卵形または広披針形。葉を揉むと芳香がある。4~5月、枝先に黄緑色の小さな花を多数開く。雌雄別株。花弁はなく、萼片は5個。雄花の雄しべは5個。雌花の子房は2個。果実は直径5㎜ほどの球形で赤褐色に熟す。実は2裂し、中から光沢のある黒色の種子が顔を出す。種子は辛い。若葉や種子は香りが高く、古くから香辛料として利用されている。果皮は薬用(健胃整腸剤)にする。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮南部。[山と渓谷社発行「日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35585491&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市磐井町のサンショウ(山椒)&映画「告白」2010年9月17日(金)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/6475addda435f8f90f6c7056881661ef [peaの植物図鑑:一関市蘭梅山のサンショウ(山椒)]


一関市厳美町のウメモドキ(梅擬) 2014年9月6日(土)

2014年09月08日 | 植物図鑑

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2014年9月6日(土)、一関市厳美町のNTT新厳美電話交換所の近くにある民家の前庭に植えられたウメモドキ(梅擬)が赤く色づいた実を沢山付けていました。

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ウメモドキ(梅擬) モチノキ科 モチノキ属 Ilex serrata

山地のやや湿った所に生える落葉低木。よく分枝して高さは2~4mになる。赤い実がいっぱいについて美しいので、庭木としてもよく植えられている。また、盆栽にも使われる。若枝には毛がある。葉は互生し、長さ4~8㎝の楕円形~卵状披針形。先は鋭く尖り、基部はくさび形。縁には細かい鋸歯があり、両面とも光沢はない。表面にはわずかに毛がある。裏面は短い軟毛があり、特に脈上にはやや長い毛が密生する。6月頃、葉のつけ根に直径3~3.5㎜の淡紫色の花をつける。雌雄別株。雄花は7~15個が集まってつき、雌花は1~7個ずつつく。花弁は卵形で5個ある。萼片は4~5個で縁に毛がある。雄花には雄しべが4~5個と退化した雌しべがある。雌花では緑色の子房が目立ち、まわりに退化して小さくなった雄しべが4から5個ある。果実は直径5㎜ほどの球形で、秋に赤く熟し、葉が落ちた後もしばらく残るのでよく目立つ。小鳥が好んでこの実を食べるという。花や果実が白~淡黄色のものをシロウメモドキ(白梅擬)/シロミノウメモドキ(白実梅擬)I.leucocarpa、果実が黄色の品種をキミノウメモドキ(黄実の梅擬)f.xanthocarpaという。用途:庭木、公園樹、盆栽、花材。分布:本州、四国、九州、中国。

ウメモドキ(梅擬)の花 下記のWebサイトに奥州市「」のウメモドキ(梅擬)の花があります。

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A6%A5%E1%A5%E2%A5%C9%A5%AD/

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=43691046&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:平泉町平泉のウメモドキ(梅擬)の真っ赤な実 2014年1月22日(水)]


一関市厳美町のヒメビジョザクラ(姫美女桜)/バーベナ’タピアン’ 2014年9月6日(土)

2014年09月08日 | 植物図鑑

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2014年9月6日(土)、一関市厳美町のNTT新厳美電話交換所に隣接する民家の前庭に群生したヒメビジョザクラ(姫美女桜)/バーベナ’タピアン’が花を沢山咲かせていました。

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クマツヅラ科 クマツヅラ(バーベナ)属 Verbena :中央アメリカの熱帯、亜熱帯を中心に、一部はヨーロッパ、アジアに分布し、250種が知られる一年草または多年草。園芸的に利用されるのは15~16種の多年草である。

バーベナ Verbena ×hybrida:園芸品種の総称で、ビジョザクラ(美女桜)ともいう。同属の緋赤色から深紅色花のペルビアナV.peruviana、紅紫色または藤紫色花のフロギフローラV.phlogiflora、白や黄、桃色花で芳香を放つプラテンシスV.platensis、緋赤色花のインシサV.incisaの4種が交雑されたもの。草丈30~60㎝、株張り60~80㎝。葉は長楕円形で長さ5~10㎝、鈍頭で歯牙縁となる。

花は散房状に20~30をつけ穂状花序をつくる。花色は豊富で緋赤、桃、紫、青、藤、黄、白など。園芸品種にM’ピーチス・アンド・クリーム’cv.Peaches and Creamなどがある。四季咲き性、半耐寒性を示す。最近では、’花手毬’cv.Hanademari、’ピグミー’cv.Pigmy、’タピアン’cv.Tapianなど、宿根系との交雑による園芸交配種がつくられている。栽培:繁殖は株分け、挿木、種子による。花期:主に5~10月。

バーベナ・テネラ Verbena tenera :ブラジル南部原産の多年草で茎は木質化する。匍匐性が強く、節から発根する。葉は条裂し、羽状となり、羽状片は有毛で長さ3㎝ほど。花序はよく伸長し、花は紅紫色。園芸品種は白色、複色、覆輪など豊富で、’アップライト・レインボー’cv.Upright Rainbowなどがある。また、本種とバーベナとの種間交雑品種が生まれ、本種に似た細裂葉と多彩な花色をもつため、花壇用、鉢物用に人気がある。栽培:繁殖は種子系は種子または挿木、栄養系は挿木による。花期:5~10月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

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西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田洋一郎・写真)」より