peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町のクルメケイトウ(久留米鶏頭) 2014年9月6日(土)

2014年09月07日 | 植物図鑑

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2014年9月6日(土)、一関市厳美町沖野々の一関市博物館前に造られている長命会の「なごみ いきいき花壇」に群植されたクルメケイトウ(久留米鶏頭)が真っ赤な花を咲かせていました。

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ケイトウ(鶏頭) ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia cristata

(別名:トサカケイトウ)。熱帯アジア原産と考えられている一年草。古い時代に中国から入り、奈良時代には既に観賞用として庭に植えていたらしい。草丈は60~90㎝になる。茎はまっ直ぐに伸び、柔らかで太くて条線がある。葉は密に互生し、先の尖った広い披針形で、品種によって緑色のものと銅赤色のものがある。夏から秋にかけて、様々な形の花穂をつける。

トサカケイトウ、花序は短柄を有し、花茎の上端(花穂)が帯化、肥大して鶏のトサカ状になり、その下方に花を密生する。本種のほかにヤリゲイトウとフサゲイトウ(羽毛ゲイトウ)の2つの変種がある。

ヤリゲイトウ(槍鶏頭)var.childsii スギ(杉)の樹冠に似た姿になる。フサゲイトウ(房鶏頭)・羽毛鶏頭):var.plumosa 細かい花穂が密集している。玉ケイトウ:花穂が帯化、肥大してトサカ状になったものが密に集まった玉咲き。花色は紅赤、橙、ピンク、黄色など豊富。

日本では育種が進み、本種に玉トサカ状の久留米ケイトウ、本種とヤリゲイトウとの交雑による槍状の八千代ケイトウの2系統がある。そのほかに、2変種の系統の品種も数多く、共に切花栽培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。

園芸品種:久留米ケイトウに’コロナ’cv.Corona、ヤリゲイトウに’金峰’ var.childsii cv.Kinhou、フサゲイトウに’フェアリーフェザー’var.plumosa cv.Fairy Feather、’ゴールデン・フェザー’var.plumosa cv.Golden Feather、’キャッスル・ピンク’var.plumosa cv.Castle Pink など。

アレンジメント用に同属別種のフットニィー C.huttonii の’シャロン’cv.Sharon、’ピア’cv.Pia がある。

栽培:日当たり、排水性の良い弱酸性土壌でよく育つ。花期:播種後、40~50日で開花する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41174090&blog_id=82331[一関市千厩町「ふれあい花壇」の久留米鶏頭/玉ケイトウ 2012年10月6日(土)]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-kurume-geitoh_large.html [クルメゲイトウ(久留米鶏頭):かぎけん]

http://www.sakataseed.co.jp/product/search/code00907172.html [久留米けいとう 切り花用 混合(サカタのタネ)]

http://bokyo-bokin.at.webry.info/201208/article_7.html [ケイトウ(ウェブリブログ)]

http://www.takii.co.jp/flower/howto/lecture/p10.html [花前線:花なんでも百科:栽培基礎知識:1~2年生草花:ケイトウ(タキイ種苗)]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-138 [ケイトウの育て方:みんなの趣味の園芸:育て方がわかる植物図鑑]

http://spike-pitch.at.webry.info/201208/article_31.html [ケイトウのお花畑(那須フラワーワールド)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%B6%CC%A5%B1%A5%A4%A5%C8%A5%A6 [peaの植物図鑑:一関市東山町のケイトウ(鶏頭)]


一関市大東町摺沢のカワミドリ 2014年9月2日(火)

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2014年9月2日(火)、一関市大東町摺沢字但馬崎にある「パサージュ・まつかわや」という商店に立ち寄りました。植木鉢に植栽されたカワミドリが淡紫色の花を沢山咲かせていました。

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カワミドリ シソ科 カワミドリ属 Agastache rugosa

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山地の草地や林の縁(山地の水辺など湿った所)に生える多年草。草全体に特有の強い香りがあり、乾燥して風邪薬などに使う。高さは40~100㎝。葉は対生し、長さ5~10㎝の卵状披針形(心形)で、縁に鈍い鋸歯がある。8~10月、枝先に紫色の小さな唇形花が多数集まった長さ5~10㎝の花穂をつける。名前の由来は不明。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]