2014年8月31日(日)、埋文の近くを通る県道270号(水沢金ケ崎)線[旧4号線]の下を流れる小川の畔に生えているタラノキ(楤の木)が、クリーム色の花を沢山咲かせていました。
タラノキ(楤木) ウコギ科 タラノキ属 Aralia elata
日当たりの良い山野にふつうに生える落葉低木。若芽はいわゆる「タラの芽」で人気のある山菜のひとつ。天ぷらや卵とじにするとおいしい。また樹皮は糖尿病の予防になる。高さ3~5mになり、枝や葉には鋭い刺が多い。葉は長さ約1mの大形の奇数2回羽状複葉で、枝先に互生する。葉柄の基部は茎を抱く。小葉は2~4対あり、卵形または楕円形で先は尖り、縁に鋸歯があり、長さ5~12㎝。裏面は白っぽく、両面とも毛がある。
8~9月、茎の先に大形の複総状花序を出し、直径約3㎜の黄白色の小さな花が球状に集まった花序を多数つける。花序や花柄には褐色の縮れた毛が多い。花弁、雄しべ、花柱は5個。果実は直径約3㎜の球形で10~11月に黒く熟す。
変種のメダラ var.subinermis(canescens)は全体に大形で、刺が少なく、葉の裏に淡褐色の縮れた毛が多い。中間型もある。これらの若芽は食べられる。用途:器具材、樹皮は薬用。分布:日本全土、アジア東北部。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40898225&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のタラノキ(楤木)2012年8月21日(火)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38372057&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町長坂のタラノキ(楤の木)2011年9月27日(火)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32370409&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町松川のタラノキ(楤木 )2009年9月3日(木)]