peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区佐倉河のキーウィフルーツ 2014年8月31日(日)

2014年09月02日 | 植物図鑑

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2014年8月31日(日)、埋文の近くを通る県道270号(水沢金ケ崎)線[旧4号線]沿いの民家の前の畑に植栽されているキーウィフルーツの木が、果実を沢山付けていました。

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キーウィ・フルーツ マタタビ科 マタタビ属 Actinidia chinensis

別名:シナサルナシ・オニマタタビ。中国原産のシナサルナシをニュージーランドで改良した落葉つる性の果樹。褐色の毛に覆われた果実の色や形がニュージーランドの国鳥キーウィに似ていることからこの名がある。

葉は互生し、長さ8~15㎝の円形~卵円形で、裏面にはビロード状の綿毛がある。冬は落葉する。5~6月、葉のつけ根に直径3~4㎝の香りの良い白い花が咲く。雌雄別株。果実は原種では長さ3~5㎝だが、改良種では8㎝にもなり、秋に熟す。果実は卵形で褐色の毛が密生する。果肉は緑色で香りが良く、酸味と甘味があり、おいしい。ニュージーランドや米国が主な生産国だが、最近は日本でも栽培されており、多くの品種がある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

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https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41406798&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市山目立沢のキーウィの実 2012年11月20日(火)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40455531&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町長坂のキーウィの花  2012年6月13日(水)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38443380&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市東山町長坂のキーウィの果実 2011年10月8日(土)]


一関市大東町渋民のマリーゴールド 2014年9月2日(火)

2014年09月02日 | 植物図鑑

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(上4つ)フレンチ・マリーゴールド ’プチ・ハーモニー’ と思われるマリーゴルド。

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(上5つ)マリーゴールド ’レッド・ナゲット’と思われるマリーゴールド。

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2014年9月2日(火)、一関市大東町渋民公民館(館長・伊藤朋広)主催の室蓬カレッジ「現代文学講座・日本を代表する時代小説を読む」の第2回(藤沢周平の「蝉しぐれ」他を読む)大東町渋民集会センターで実施されたので妻と共に参加しました。講師は昨年に引き続き内田正好氏(一関市教育委員、盛岡大学非常勤講師、元・一関一高校長、川崎町在住)。公民館の前にあるゲートボール場の西端に造られている花壇に群植されたマリーゴールドやサルビアが沢山花を咲かせていました。マリーゴールドは、フレンチ・マリーゴールド’プチ・ハーモニー’マリーゴールド’レッド・ナゲット’の2種類ではないかと思います。

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キク科 タゲテス(マンジュギク)属 Tagetes:熱帯及び温帯アメリカとアフリカ(1種)に、約50種が分布する一年草または多年草。属名はエトリアルの神の名タゲースTagesにちなむ。

マリーゴールド キク科 タゲテス(マンジュギク)属 Tagetes spp.

古くから改良が進み、多数の品種があるが、大別して「マンジュギク」の和名があるアフリカン・マリーゴールドT.erectaと、和名が「クジャクソウ」のフレンチ・マリーゴールドT.patula、及び両種の交雑種の系統がある。

アフリカン種はメキシコ原産の一年草。草丈1~1.5mになるが、20㎝の極矮性種もある。頭花は径7~12㎝、八重ないし万重咲き。花色は乳白、淡黄、黄、橙。園芸品に’トレビアン・イエロー’cv.Tresbien Yellowなどがある。

フレンチ種はグアテマラ原産の一年草。草丈20~50㎝。前者より草姿が優美。頭花は径3~5㎝、一重、八重咲き。花色は舌状花が黄、橙、赤褐色、斑入りなど。筒状花は黄、橙色。園芸品種に’ディスコ・フレーム’cv.Disco Frame、’プチ・ハーモニー’cv.Petit Harmony、エスパーニャ・レッド・マリエッタ’cv.Espana Red Marietta、’ハーレクイン’cv.Harlequinなどがある。交雑種は3倍体で、フレンチ種より強健。’レッド・ナゲット’cv.Red Nuggetなどがある。花壇、鉢物用。ホソバクジャクソウT.tenuifoliaも一部栽培されている。栽培:春播きは初夏から秋まで開花するが、夏の高温時に開花を休むことが多い。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1699.html [アフリカン・マリーゴールド、センジュギク(千寿菊)]

http://www.takii.co.jp/flower/howto/lecture/p18.html [花前線:花なんでも百科:栽培基礎講座:1~2年生草花:アフリカンマリーゴールド]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89 [マリーゴールド(Wikipedia)]

http://yasashi.info/ma_00001.htm [マリーゴールドとは(ヤサシイエンゲイ)]

http://www.weblio.jp/content/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89 [アフリカンマリーゴールドとは(植物図鑑 Weblio辞書)]


室蓬カレッジ現代文学講座・第2回「藤沢周平の『蝉しぐれ』他を読む 2014年9月2日(火)

2014年09月02日 | 読書、本、映画、テレビ

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(上)文芸春秋社発行「蝉しぐれ」(文春文庫)の表紙。(下)「蝉しぐれ」の冒頭(朝の蛇)部分の原稿。

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2014年9月2日(火)、一関市大東町渋民公民館(館長・伊藤朋広)主催の室蓬カレッジ「現代文学講座・日本を代表する時代小説を読む」の第2回(藤沢周平の「蝉しぐれ」他を読む)大東町渋民集会センターで実施されたので妻と共に参加しました。講師は昨年に引き続き内田正好氏(一関市教育委員、盛岡大学非常勤講師、元・一関一高校長、川崎町在住)。

 この日、内田先生は映画やテレビドラマ等になった作品から話を始めました。1994年の早い時期にこの「蝉しぐれ」宝塚歌劇団が「若き日の唄は忘れじ」と題して公演していたことを知りました。

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(上)映画「蝉しぐれ」2005年「蝉しぐれ」政策委員会のパンフレット表紙。

(下右)テレビドラマ「蝉しぐれ」NHK2003年放送(全7話)

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藤沢周平「?しぐれ」1986(昭和61)年:あらすじ

海坂(うなさか)藩の下級武士である普請組に属する牧家。その養子である牧文四郎は十五歳、隣家の娘(小柳)ふくとはお互い、未だ恋ともいえない淡い思いが芽生えている。ある朝、文四郎は蛇に咬まれたふくの手当てをしてやった。

 ある日突然、悲劇が起こる。尊敬する養父が藩内抗争に関わって切腹、謀叛人の汚名を被った父の亡骸を文四郎は一人荷車で運んだ。急な坂道で往生していたとき、ふくが駆け寄って手助けしてくれた。謀叛人の子という誹り、減禄される屈辱…、文四郎を囲む環境が辛苦を極める中、いつまでもそんなふうに一緒に歩いて行きたいと文四郎は願ったが、ふくは藩の江戸屋敷で奉公するために旅立った。

 歳月は流れて、ふくは側室となり、藩主の子を産んだことを風の便りで聞いた。密かに国元に戻ったふくを守る使命を負ったのは、剣の腕を見込まれた文四郎。そんなある日、文四郎は家老の里村に呼ばれて、お家騒動の火種となる恐れが出てきたので側室ふく様の子を奪え、と命じられる。が、そこには、覇権を握らんと策謀する家老の罠があった。文四郎は承知したと見せかけて、幼なじみや、亡き養父を慕った者らの協力を得て里村家老の放った刺客を蹴散らし、ふくと子を安全な場所に送り届ける。こうして物語は終焉に近づく。単行本化にあたり、新聞連載時とは書き換えた週末部分。二十年の歳月を経て、ふくと再び会うその場面に、文四郎の成長を見届けてきた読者の感慨は揺さぶられる。

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”海坂(うなさか)藩普請組の組屋敷には、ほかの組屋敷や足軽屋敷には見られない特色がひとつあった。”と始まる「朝の蛇」と”二十年余の歳月が過ぎた。若いころの通称を文四郎と言った郡奉行牧助左衛門は、大浦郡矢尻村にある代官屋敷の庭に入ると、馬を降りた。”で始まる最後の「蝉しぐれ」の章と文芸評論家の秋山駿(あきやま・しゅん)氏の「解説」を内田講師が読んでくださいました。

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