peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町長坂の ピーマン 2016年10月14日(金)

2016年10月14日 | 植物図鑑

2016年10月14日(金)、一関市東山町長坂字久保&柴宿「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地内を散策しました。団地の端の道路沿いにある畑にピーマンが栽培されており、果実真っ赤に色づいていました。また、トウガラシに似たものもありました。(’ハニーティム’という品種は、トウガラシの形をしているが、辛味はなく甘いそうです。)

 ピーマン ナス科 トウガラシ属 Capsicum annuum var.grossum

熱帯アメリカ原産の多年草(日本では一年草扱い)。花緑白色で、径1.5㎝ほど。開花期:6~9月。高さ80㎝ほど。植え付け適期:4月下旬~5月中旬にタネ播き。適湿で肥沃な土を好む。辛味のないトウガラシの中で、ベル群という大形の果実と、日本在来のシシトウの大果系のものを、一般にピーマンと呼んでいる。独特の匂いや味で、子どもに嫌われるが、最近の品種はくせが少なくなった。緑色のものは未熟なうちに収穫したもの。最近はカラフルな完熟ピーマンもよく見かける。一般に出回っているのは30~40g程度の大きさで、果肉の薄いもの。普通のピーマンも熟すと赤くなります。利用部位:果実。出回り時期:一年中。旬は夏。食べ方:詰め物、煮込み、サラダなど。[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド㉑野菜・果物」より] 


一関市東山町「柴宿団地」の キーウィ 2016年10月14日(金)

2016年10月14日 | 植物図鑑

2016年10月14日(金)、一関市東山町長坂字久保&柴宿にある「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地を散策しました。メーンストリート沿いにある民家の庭に植栽されているキーウィ褐色の毛に覆われた果実を沢山付けていました。 

キーウィ マタタビ科 マタタビ属 Actinidia chinensis

中国原産のシナサルナシをニュージーランドで改良したつる性の果樹。褐色の毛に覆われた果実がニュージーランドの国鳥キーウィに似ていることからこの名がある。葉は互生し、長さ8~15㎝の円形~卵円形で、裏面にはビロード状の綿毛がある。冬は落葉する。花期5~6月。葉の付け根に直径3~4㎝の香りのよい白い花が咲く。雌雄別株。果実は原種では長さ5㎝以下だが、改良種では8㎝にもなり、晩秋に熟す。果肉は酸味と甘味があり、香りもよい。多くの品種がある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市東山町「柴宿団地」のベニシタン(紅紫檀) 2016年10月14日(金)

2016年10月14日 | 植物図鑑

ベニシタン(紅紫檀):真っ赤な実がびっしりとつく。葉は厚くて光沢がある。

2016年10月14日(金)、一関市東山町長坂字久保・柴宿にある「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地内を散策しました。メーンストリート沿いにある民家の庭に植栽されているベニシタン(紅紫檀)が、真っ赤に色づいた果実を沢山付けていました。

 ベニシタン(紅紫檀)バラ科 コトネアスター(シャリントウ)属 Cotoneaster horisontalis

中国原産の落葉または半常緑性の低木。日本には昭和初期に入り、挿し木や実生で簡単に殖えるため、庭木や生け垣などによく植えられている。高さは約1m。枝は横に広がり、老木になると枝垂れる。葉は互生し、長さ5~15㎝の倒卵形で小さく、厚くて光沢がある。花期5~6月。葉の付け根に白または淡紅色の小さな花が咲く。花は直径6㎜ほど。果実直径5㎜ほどの球形で、秋に鮮やかな紅色に熟す。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市狐禅寺「磐井病院」のヌルデ 2016年10月2日(日)

2016年10月14日 | 植物図鑑

2016年10月2日(日)、一関市狐禅寺にある岩手県立磐井病院&南光病院に行きました。建物の裏側にある野球場の裏側に生えているヌルデが、花と果実を沢山付けていました。 

実は熟すと塩辛い白い粉をかぶる。

ヌルデ ウルシ科 ウルシ属 Rhus javanica

山野に生える落葉小高木。高さは約5mになる。奇数羽状複葉で互生し、葉軸に翼があるのが特徴。小葉4~6対あり、長さ5~12㎝の長楕円形で、裏面には軟毛が密生している。8~9月、白い小さな花が円錐状に多数つく。雌雄別株。果実直径4㎜ほどの扁球形で短毛が密生し、塩辛い白粉をかぶっている。葉にできた虫こぶを五倍子(ふし)と呼び、染料などに利用する。フシノキの名もある。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]