2016年10月29日(土)、用事があってたまたま行った一関市立渋民市民センターで、大東町渋民婦人会の文化祭が開催されていました。玄関付近で「東山郷福もちつき隊」が餅つきをしていて、丁度突きあがったところでした。突きたてのお餅を早速ご馳走になってしまいました。会場の数か所に大輪菊(黄、白、ピンク)の三本仕立てが展示されていました。
大輪菊 キク科 キク属 Chrysanthemum morifolium
日本にはキクの野生種が沢山あるが、栽培のキク(菊)については、中国から渡来したものであることに疑いはない。キクの祖先は中国の北部に自生するチョウセンノギクと、中部に自生するハイシマカンギクの交雑品から出発し、唐の時代には園芸品が存在したらしい。日本には奈良時代には伝えられたと考えられている。
キクの品種改良が急速に進んだのは江戸時代で、大小様々なタイプのキクの品種が生まれた。栽培ギク(家ギクとも呼ばれる。)は頭花の大きさによって、大菊、中菊、小菊の3つに分けられている。
大菊は直径18㎝以上のもので、鉢植えの3本仕立てで育てられる。最もポピュラーなものは多数の舌状花が盛り上がって咲く厚物咲きと厚走(あつばしり)咲き。(以下省略)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]