peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市狐禅寺「県立磐井病院」のツリバナ(吊花) 2016年10月2日(日)

2016年10月02日 | 植物図鑑

2016年10月2日(日)、一関市狐禅寺にある岩手県立磐井/南光病院にマイカーで行きました。9:30時に着いたのですが、日曜日のため外来の診療が無いことから、駐車している車の数が少ないのに気づきました。クレーン車を使って窓ガラス掃除をしていました。

玄関付近に植栽されているツリバナ(吊花)の木が、果実を沢山付けていました。果実が熟して割れて、朱赤色の皮に包まれた種子が顔を出していました。

ツリバナ(吊花)ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus oxyphyllus

丘陵から山地にかけて生える落葉低木または小高木。紅葉や実が美しいので、庭などにもよく植えられる。高さは普通4~5mになる。葉は対生し、長さ3~10cmの卵形または倒卵形で、縁には細かい鋸歯がある。花期5~6月。葉の付け根から長い柄を伸ばし、淡緑色またはやや淡紫色を帯びた花をまばらにつける。花は直径6~7㎜で、花弁は5個。果実直径約1㎝の球形で熟すと5つに割れ、朱赤色の皮に包まれた種子が顔を出す。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市藤沢町黄海のクリ(栗) 2016年9月30日(金)

2016年10月02日 | 植物図鑑

2016年9月30日(金)、一関市藤沢町黄海(きのみ)葉山神社の鳥居の前に植栽されている大きな栗の木が、有名な丹波栗に似た大きな実を沢山付けていました。

クリ(栗)ブナ科 クリ属 Castanea crenata

山地に生える落葉高木。古くから果実を食用にし、栽培の歴史も長い。高さは普通15~20mになる。樹皮は淡褐黒色で縦に割れ目が入る。葉は互生し、長さ7~20㎝の狭長楕円形で、縁には針状の鋸歯がある。花期6~7月。雌雄同株。雄花は淡黄白色の長い穂になってつき、よく目立つ。雌花は緑色で雄花の穂の基部にかたまってつく。イガの中には2~3個の果実が入っている。栽培ものに比べて自生のものは実が小さい。分布:北海道(西南部)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市藤沢町黄海のキバナアキギリ(黄花秋桐) 2016年9月30日(金)

2016年10月02日 | 植物図鑑

2016年9月30日(金)、館ケ森アーク牧場(一関市藤沢町黄海字衣井沢山9-15)に行ってきました。往路で道に迷って藤沢町黄海(きのみ)の山間部の道に入ってしまいました。途中、道端に群生しているキバナアキギリ(黄花秋桐)が、黄色い花を沢山咲かせていました。

 キバナアキギリ(黄花秋桐)シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia nipponica

花の形キリ(桐)の花を思わせるのでこの名がある。山地の木陰に生える多年草。群生することも多い。茎は四角形で、高さ20~40㎝になる。葉は対生し、長さ5~10㎝、幅4~7㎝で、縁には鋸歯があり、基部が左右に三角状に張り出しているのが特徴。先は鋭く尖る。8~10月、茎の先に淡い黄色の唇形花が段々になってつく。長さ3㎝ほどで、大きく口を開けており、その中から糸状の雌しべが突き出ている。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]