2016年10月15日(土)、数年ぶりに一関市厳美町真湯の「猿跳古道」を散策しました。真湯温泉センター側から入り、桂沢に架かる桂沢橋を渡り、猿跳橋を渡って、国道342号線に上って、真湯大橋を渡って出発点に戻ってきました。
猿跳古道は3~4個所ほど道路が陥没したりしていて、人が歩くのも危険なほどの所もありましたが、どういうわけか、道の部分の草が刈り取られていました。40~50年前までバスが通っていた道にしては、かなり傷んでいて悲しくなりました。クマ(熊)除けの表示板や「猿跳古道」の案内板も倒伏していました。
(上と下)桂沢。
(上)桂沢に架かる桂沢橋。(下2つ)桂沢。
路肩に張ってある危険防止のロープも倒れたままになっている所がありました。
(下)桂沢。
(上と下)桂沢に架かる猿跳橋。
(下)昔バスが走っていた名残りの「警笛鳴らせ」の標識。
ユキノシタ(雪の下)ユキノシタ科 ユキノシタ属 Saxifraga stolonifera
湿った岩の上などに生える常緑の多年草。庭の隅や石垣などにもよく植えられている。赤い走出枝(ランナー)を出し、先端に子苗をつくって殖える。葉や花茎には粗い毛がある。葉は長さ3~5㎝のほぼ円形で、表面は濃淡のまだら模様があり、裏面は暗紫色を帯びる。5~6月、高さ20~50㎝の花茎に白い小さな花を多数つける。花弁は5個。上側の3個の花弁は小さく、濃紅色の斑点がある。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]