peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市狐禅寺のシロヨメナ(白嫁菜) 2016年10月2日(日)

2016年10月11日 | 植物図鑑

2016年10月2日(日)、一関市狐禅寺にある岩手県立磐井/南光病院にマイカーで行きました。建物の裏側の方に植栽されているガマ(蒲)などを撮った後、野球場のさらに奥(県道19号線側)に行ったら、シロヨメナ(白嫁菜)を沢山咲かせていました。 東北新幹線の高架橋が良く見えました。

 シロヨメナ(白嫁菜)キク科 シオン属 Aster ageratoides ssp.leiophyllus

花が白く、ヨメナに似ているのでこの名がある。山地の木陰や山道のわきなどに生える多年草。高さは70~100㎝になる。葉は長さ6~12㎝の長楕円状披針形で、3本の脈が目立ち、先は鋭く尖る。下半部は急に狭くなり、柄はほとんどない。縁には大きな鋸歯があり、表面には多少短い毛がある。9~10月、ヨメナをひとまわり小さくしたような直径1.5~2㎝の頭花をつける。舌状花は白色。総苞は筒状で長さ4㎜。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


桑原水菜著『遺跡発掘師は笑わない』(角川文庫)を読む! 2016年10月10日(月)

2016年10月11日 | 読書、本

妻が、図書館から借りて読んだ桑原水菜著『遺跡発掘師は笑わない』(角川文庫)「悪路王の右手」(4巻目)と「悪路王の左手」(第5巻目)が面白いというので、購入してもらって読みました。

2011年3月11日の東日本大震災で大津波の被害に遭った陸前高田市大船渡市、それに2011年に世界遺産に登録された平泉などが舞台になっており、興味をもって読みました。

宮城県で起こった発掘品捏造事件など歴史的な事実を踏まえていて、違和感なく読み終えることができました。

著者 桑原水菜(くわばら・みずな)千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、1990年『炎の蜃気楼(ミラージュ)』でデビュー。同シリーズは累計630万部を超える大ヒットとなる。他に「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズ、今作を含む「西原無量(さいばら・むりょう)」シリーズ、「カサンドラ」など、著作多数。

あらすじ:岩手の祖波(そば)神社跡で「三本指の右手」に続き「金の薬指」を掘り当てた天才発掘師(ディガー)・西原無量(さいばら・むりょう)。鬼の墓との言え伝えもあるこの場所には、一体何が秘められているのか。一方「悪路王の首」を祀る鬼頭(きとう)家では、二代にわたり当主が変死していた。真相を探るだが、そこには鬼頭家の息子・陽司と、謎の韓国人・ペクが深く関わっていて…!? 東北の地に隠された、壮大な歴史の秘密とは。全てが明かされるシリーズ第5弾、文庫書き下ろし!(カバー裏より)

 


北上市「詩歌の森公園」のアキニレ(秋楡) 2016年10月7日(金)

2016年10月11日 | 植物図鑑

2016年10月7日(金)、北上市本石町2丁目「詩歌の森公園」に立ち寄りました。市立中央図書館の駐車場に車を駐め、園内を散策しました。日中友好亭が建つ近くに植栽されているアキニレ(秋楡)が果実を沢山付けていました。別名:イシゲヤキ、カワラゲヤキ。 

 アキニレ(秋楡)ニレ科 ニレ属 Ulmus parvifolia

秋に花や実がつくのでこの名がある。山野の川岸などに生える落葉高木。公園などにもよく植えられている。高さは普通10mほどで、大きいものは15mになる。樹皮は灰褐色で小さな皮目があり、鱗片状に剝がれ、その痕が斑(まだら)の斑紋になる。葉は互生し、長さ2~6㎝の倒卵形または長楕円形で、革質。表面は光沢があって、ざらつく。縁には鈍鋸歯がある。(ハルニレより小さい。)9月頃、本年枝の葉腋に淡黄色の小さな花(両性花)束になってつく。果実長さ7~13㎜の楕円形の翼果で、中心に種子がある。10~11月に淡褐色に熟す。分布:本州(東海地方以西)~沖縄、朝鮮、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]