2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。管理棟の
傍にある展示温室の中温エリアにパパイアの幼木が数株植栽されていました。
パパイア科 パパイア属 Carica:熱帯から亜熱帯アメリカに45種分布する。
パパイア パパイア科 パパイア属 Carica papaya:パパイアは重要な果樹で熱帯各地で栽培される。
常緑で高さ数mになる。果実は大きさ、形ともに変化に富むが、長卵形が多い。少し異臭が気になるが、
レモン果汁などでカバーすると良い。ジャム、アイスクリームなどにも利用される。ハワイの’ソロ’cv.
Soloがよく知られる。未熟果は牛乳などを軟化させる作用が強い。すき焼きなどで試すとよい。未熟果
から採る乳液は、消化剤、皮なめし、ビールの清澄剤など用途が広い。葉や種も薬用になる。雌雄別株
だが、同株もある。ハワイでは雄花をレイに使うことがある。
管理:熱帯では実生1年半ほどで結実するが、雌株の生じる確率は40%程度である。越冬には10℃程度
を必要とする。ハダニが発生しやすく、薬害も生じやすい。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植
」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/パパイア [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのパパイヤ]
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-953 [パパイヤとは・育て方図鑑:みんなの趣味の園芸 NHK出版]